お休みの日が好きな理由

まず第一にお仕事っていうのが好きじゃないのです。
労働をせずに生きられるなら、それに越した事は無いといった思想の人間ですので。
大多数の人が同じような考えではないでしょうか?
もちろん、仕事が生きがい!楽しい!と思う人は大変素晴らしいですし、そのように生きられるなら毎日にやりがいを見出せる訳ですから。

ですが、僕が生きがいを見出せるのは退勤後とお休みの日だけ。
みたいな状況なので。
つまるところ、家族で過ごしていられる時間が今の生きがいになっている訳です。
以前までの自分はどうだっただろうか?

生きていく為に仕事はしていました。
嫁さんも働いていて、休みの日は2人で少しお出かけしてみたりダラダラしてみたり。
楽しいことは楽しいのですが生きがいとまではいかなかった気がします。
ただ働いて、ゆるーく休日を過ごす。
そんな風に日々を過ごしていた訳で。

一変したのはやはり息子が生まれてから。
父親にジョブチェンジした瞬間からそれまでの日常は崩れ去り、慌ただしい人生へと変わっていくのです。
朝は以前よりも早く起こされ。
帰宅後の家事は息子が生まれる前は分担できていたものが、お母さんは息子の面倒を見てもらい家事は自分が担当。

お休みの日だって
以前のようにダラダラ寝ている事も出来ず、食事の時間も適当に。
夜遅くまで夢中なわけでもないゲームをやって、日によってはシャワーすらせずに寝てしまう。
そんな過ごし方は出来なくなったのです。

朝は早起きになり、まだまだ眠たい目を擦りながら息子の朝ごはんの用意。
ご機嫌な時はホットケーキを焼いてみたりもします。
規則正しい生活を送って欲しいのでお昼ご飯も晩ご飯もある程度決まった時間に。
もちろん、天気の良い日はお散歩に出掛けて外に出られない時は家の中で沢山遊び相手にならなければなりません。
お風呂だってシャワーで済ませるなんてとんでも無い事で、毎日お湯を張りしっかり温まってもらいます。

お買い物にも出掛け、1週間分の買い物を両手いっぱいに抱えながら。
平日にお母さんが楽を出来るようにお休みの間に作り置き。
自由に過ごせる時間なんて、お休みの日でも夜の10時以降になります。

以前までの楽なお休みとは全く違う、ハードな1日になっているのです。

それでもお父さんは今のお休みの方が幸せです。
平日仕事で疲れた体を休める事ができなくても、今の忙しいお休みの方が生きている感じがして好きなのです。

しんどくて文句をブツブツ言いたくなる時もありますが、1日中息子に付き合ってヘトヘトになる方が良いのです。
お母さんとも息子の話で喋る事が増え、以前よりももっと会話が増えています。

自分の人生をこんなにも大きく変えてくる存在には今後出会わないでしょう。
激変したお休みを過ごしながら、こんなに楽しくて幸せでお休みは最高だな。

って思っているお話。

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