怒っているのは何のため?
子どもと暮らしていると声を荒げてしまう場面も多々あります。
ありますし、日々頻度が増えてきてしまっている気がするのです。
それだけ息子がイタズラだったりイヤイヤをする機会が増えているのだろうと言う事です。
そんな訳で息子を叱ったり静止する際に声を荒げることがあるのですが、果たして自分の精神状態として本当に怒りの感情が湧いているのかと疑問に思うのです。
いい加減にしてくれよ!と思う瞬間はありますがよっぽどの時ぐらいですし、あえて怒っている自分を演じている様な気がするのです。
心から頭にきている訳では無いですが
「怒っているお父さん」をあえて見せて息子に危機感を持たせようとしている、といいますか。
自分の中でも無理矢理怒っている感じがあるのです。
どうしてなのか?と考えてみると結局はお父さん自身が「怒っている」状態になれば息子が言うことを聞くと思ってしまっているのです。
以前から怒りで子どもをコントロールしたくない、と思いつつやってしまう事に罪悪感などを感じていたりするのです。
それが自然になってしまっている、と言いますか改めて考えてみないと
「あ、またやってしまっている」に行きつかないのです。
それくらい息子に声を荒げてしまう事が自然になっていることがショックなのです。
最初に書いたように息子の成長と共にイタズラやイヤイヤが増えてきたからこそ、お父さんも声を荒げてしまう機会が増えてしまっているのか。
それを息子に責任転嫁する訳ではないのです。
何と言葉にすれば良いのか難しいのですが。
コレも結局お父さんの怠慢といいますか。
最初のうちは何とか息子を諭そうとしたりご機嫌を取ってみたり、気分転換をさせてみたりと今より丁寧に努力していた筈なのです。
それらがどうしても上手くいかない、分かってくれない。
「どうしたらいいのさ!」が最後の最後に感情の昂りと共に出てくる、程度だった筈なのです。
それが今では簡単に出てくるようになってしまっています。
本気で頭に来たりしている訳でもないのに、それが簡単な方法だから。
果たして息子にとって真剣に向き合っているのは、以前のお父さんか今のお父さんか。
とか色々考えてしまいます。
ある意味で息子と向き合い続けるとお父さんも疲れ果ててしまうのですが、それでももう少し頑張らないといけないような気がします。
特に最近のお父さんを振り返ると、尚更です。
まだまだ息子はイタズラやイヤイヤが続くのでしょうが、お父さんもそれに合わせて対応が適当になっていると息子の心に届かないというか。
お父さんが怒る事がいつもの事になってしまわないように、改めてちゃんと息子を見ないとなと思うのでした。
それだけのお話。
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