見出し画像

不満を伝える方法

これまでの息子は、食べ物やおもちゃでの遊び方に納得がいっていない時は泣くかモノを投げるかのどちらかで不満を表現していました。
そんな息子も色々と不満を伝える方法を入手してきている様子。

拗ねてますよ!とアピールする為なのか、お父さんやお母さんに背を向けて座り込む方法。
背を向けるというのがポイントなのか、この状態になると抱きかかえてこちらを向かせても、すぐに背中を向け直します。
少し俯き加減で。
不思議なもので子どものみならず、大人も背を向けることで不満をアピールする場合もあります。

息子にはそんな姿を見せていないのですが、一体どこで学んでくるのか。
不満を伝える時は背中を向けてションボリする、という事が遺伝子に刷り込まれているのか。
そんな息子の寂しい背中を見るとキュンとなるのです。

他にも息子が不満を伝えてくる方法は幾つか増えてきています。
他人を動かす事で不満を解消する方法です。
おもちゃで遊んでいる時、例えば積み木がうまく積み上げられない時。
ひとしきり怒って、積み木を投げたりするのですがその方法はお父さんとお母さんに叱られます。
叱られながらもスッキリするのか、その後にはお父さんやお母さんの手を引いて「やってくれ」と求めてくるのです。

そっぽ向くよりも誰かに何かをお願いして状況を改善しようとしている分、お父さんやお母さんを動員する方が前向きで良い気がします。
ところがこの方法にも少しだけ問題があって。
お父さんとお母さんが息子の要求を100%で叶えてあげられないことです。
怒った息子に手を引かれ、コレでいいの?と対応しても要求と違うみたいで。
更に怒りのボルテージを上げてしまうこともしばしばです。

そして、つい最近になって新しい方法を手にした息子。
その方法が濁音で唸るというものになります。
ご機嫌が悪い時、うまくいかない時。
息子の方から

「うーぅがぁぁぁ」
「ぐぅぅぅぅぅぅ」
「がぁぁぐぅぅぅ」

などなどの獣の唸りが聞こえてくるのです。
エライもので息子なりのストレス発散、感情の整理に大きく貢献しているようで。
不満を感じ、怒り、結果唸る。
そうすると不思議と落ち着いて、先程まで怒っていたおもちゃに再度チャレンジしてみたり別のおもちゃに移行したりするのです。

もうすぐ2歳の息子。
大人よりもよっぽど上手に感情のコントロールをしているように思います。
自分で自分の機嫌を取れる息子。
2歳ながらにお父さんやお母さんよりもよっぽどしっかりしています。

不満の伝え方をたくさん手に入れて、その行動で切り替えを行える。
欲を言えばずっとご機嫌でいてほしいのですが、そんなもん大人になってもできませんので。

とにかく、ウチの息子は自分で不満を吐き出してリセットできるようになってすっごく偉いね。

っていうお話。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?