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恐竜画,恐竜模型の制作工程をご紹介

お久しぶりです。色々忙しくて約1か月更新してませんでした。その間に自分の記事を見返してたら、拙い文章をハイテンションで書いてる自分に恐怖を覚えたので、しばらくはこれくらい落ち着いた感じの記事になるかと思います。さて、本記事では今まで公開していなかった作品の制作の様子を紹介します。

タルボサウルスの復元画

最近デジタル絵から手を引いていたのと、TwitterやPinterestを見ていてこのままじゃプロの方々に追いつけないと若干焦って再開しました。

これ描いてる時の私も多分こんな顔

本作品のテーマは「タルボサウルス・バタール Tarbosaurus bataar」。白亜紀後期マーストリヒチアン期のモンゴルに生息したティラノサウルス類です。今回は超本気で鱗を描いてやろうと思ったのですが、計算が甘く早々に限界を迎え、現在は一部コピペ機能を使用して作業中。そして解像度を上げるため画像サイズを大きくしたらPCが重くなってストレスが溜まります。

私が恐竜を描く時はまず骨格図や復元骨格を見ながら大まかなラフを作り、それを基に線画を描き、そこに色付けをするという手順でやっているんですが、今回はとにかくリアルを追求したのと、タルボサウルス自体が複雑な形態をしていたので、実際の骨格の画像を複数組み合わせてからラフを描いています。なので途中経過はお見せできる範囲で紹介します。

△骨格の形状と筋肉をおおまかに示したラフ。今思えばおおまかすぎ。
ここでミスると後の作業全てに支障が出るので慎重に。
△そこに線画を追加。ここからが完成に直接つながる要素。
実はこの皮膚のシワとかを考える工程が一番好きだったりする。
△そこに鱗を追加。腱鞘炎になりそう…
というかこの復元であってる?それがかなり不安。

トロサウルスの復元模型(フィギュア)

一応私の本業であるはずの模型制作も進めておりました。これまでも記事にしてないだけでいくつか模型は作っていたのですが、制作工程が未熟というか雑すぎて公に出す勇気がなかったので控えていました。本作品はある程度完成に近いので掲載します。

トロサウルスは白亜紀後期マーストリヒチアン期の北アメリカに生息した角竜の仲間で、トリケラトプスの近縁種です。角竜の中では私が一番好きな恐竜です。模型の材料は主に針金、石粉粘土で、私のお気に入りの粘土はプルミエという軽量石粉粘土です。

敵を威嚇するようなイメージでポージング。右前脚のつき方が
これで合ってるかものすごく不安。
このアングルがお気に入り。頭部は結構力を入れて作ってて
歯とかも謎に凝ってる。どうせ塗装ミスるだろうけど。

我が家の撮影スペースと点光源の不足+画質の悪いスマホ撮影により見づらいですが、右前脚と皮膚をつけ足せば造形は完成です。あとは頭部の鱗をどうするか悩み中。

▽使用イラストソフト「CLIP STUDIO」

▽使用粘土「プルミエ」


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