そこのキミも忘れてないか!?
私、本当にすっかり忘れていたなと思って。
ふと我に返ったとき、ヤベーぞ!と思いました。
みなさんは覚えていましたか!?
あの日あのとき、意気揚々に、心高々に掲げた2024年の目標を……!
恐ろしいですよね、怖いですよね、日々の忙しさに追われて大事なことを忘れてるなんて。
私は4月から新たな仕事も始めまして、まあ見事に「仕事+寝る」だけの生活をこの2ヶ月間送ってきたわけです。自分の時間をあまり上手にコントロールできず、だけど仕事も楽しいわけで、疲労以外はマイナスな感情がほぼなくここまできたのだけど、順調だからこそ自分について振り返ることを、完全に忘れていた。
私、思うんです。
不安なときとか、うまくいかないときとかって、なかなか抜け出せなくて本当に辛いんだけれど、そういうときこそ人は自分のことについてしっかり考える。自分の軸を見ようとするし、本当の自分を知ろうとする。もがきながら考えざるを得ない、とも言うかもしれない。
逆を言えば、なんとなしに調子が良いときって、いろいろ深く考えなくても人生がまわってる感じがして、気づかない、忘れてる、大事なことを。
だから私は、辛いことや悲しいこと、うまくいかないことは、少しだったらあったほうがいいんじゃないかなと思っています。こういう場合の話ではなくても、ふとしたときにそう思う瞬間が訪れたしります。
先月この世を旅立ったフジコ・ヘミング。以前、コンサートに行ったことがあります。彼女の演奏を生で聴くのは初めてだったけれど、演奏を聴きながら、ふと、「ああ、私、これまでに悲しいことがあってよかったな」って思ったんですよね。心の痛さを知っていないと、感じ取れないものもあるのかもしれない、と思った瞬間でした。
そういうことで、辛さを免れているような順調と言える生活は、実は裏の意味では”順調と勘違いしている”、に値するんではないかと、少なくとも私自身についてはそう思う。
だって、目標は目標。叶えたいものはいつになっても叶えたい。というのは変わらないのに、何も叶えてないままついうっかり日々を過ごしているだけなのだから。
6月に入りましたね!
2024年も残りほぼ半分ですよ。
あ〜〜しくじった、実にしくじった。
時間がなーーいー!
今一度、意気揚々と心高々に掲げた2024年の目標を思い出して、叶えるための行動を取らなければならぬ!!!
2025年を迎えるときに、後悔しないように。
小さくたって、花が咲くようにね。
辛いことと悲しいことは、少しくらいならあったほうがいいよ。
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