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神道について 天とは何か

明治時代にアメリカで生まれ
戦前の日本で、30年神道を研究した
アメリカのジャーナリスト
JWTメーソンによると

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日本の歴史の出発点は「天」である

「天」は宇宙の空間的部分ではなく
非空間で主観的なものである

そのため神社には
天や神霊を表す
何の絵画も彫刻も用いない

神道の神話は、日本の起源を
「天」に求めることによって
全宇宙は神霊なりという真理を
表現したものである

神道において
高きも低きも強きも弱きも
すべての人、すべての物が
みな神であり
太古人の純粋な直感では
山や海は実際に
それ自身がそのままに神であった

日本史は
全宇宙史とともに、
客観的に発展してゆく
神霊の創造的精神の中心である
「天」に出発点を持つ

この直感により
日本人は神と人という
二元論に陥らなかった

現代科学では
宇宙の根源を
精神、または思想という語を用いて
一大思想と考え始めたが
神道は同じ意味に神という語を
用いている
この差異は、意味の違いではなく
用語の相違にすぎない

神道の原理に
現代科学は著しく接近してきている

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と表現されています



わかりやすく言えば

世界の宗教のような
神が人間を作ったという
神と人が別物という、
二元論ではなく

日本人が直感的に感じたのは

自然も人間も動物も、
意思を持った「天」という意識が
生み出した神霊であり
つまり自然も人も万物すべてが神であり
そこに何の分離もなく
一元論の世界であり

それぞれの役割のある神霊によって
この宇宙は今も
創造が続いている
ということです


そして科学が進み
すべては、ただ物ではなく
何か精神や思想があるという
理論を持ち始めたことで
世界が神道に近づきつつあると
いうことを言われています

海外から客観的に分析してもらえると
世界の宗教と日本の神道の違いや
日本の思想がより
理解できる気がしますね

戦前の日本が神道をどう捉えて
何を大切にしていたか
垣間見えた気がします

世界が日本に惹かれ始めている
理由も何か見えてきた気がします





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新日本精神道 ~日本的宇宙の成幸法則 ~



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