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ポンコツ医学生の初期研修(3次募集)について その1

お久しぶりです。
あれ……

ああ、そうだ永遠新米医師(1年目)です

長い事更新していませんでしたので自分の名前を忘れてしまいました
それはなぜか……

簡単です!

初期研修の三次募集が決まらなかったからだよ!


と吠える気持ちを押さえつけられないほど
この一週間ちょい、非常に忙しかったです

いやぁ、東京周辺の三次募集舐めていましたね
はい……

私は関東在住で、関東で初期研修をしようと思ったのですが

まあ、なんだかんだ関東で初期研修できるやろ

そんな甘い考えを持っていると、まず初期研修先を探すにも
非常に苦労します(笑)

いやぁ、本当は笑えないほど大変だった……

まあ、そんな事は置いておいて
じゃあ、これから三回にわたって

1.都内近郊の2023年の初期研修事情
2.初期研修医の3次募集で事前に準備しておくべきだった事
3.2023年の3次募集の振り返り

をしていこうと思います。

さて、国試後の三次募集というと大半の方は何を思うでしょうか?
三次募集というのは、一次募集であるマッチング、マッチング発表後から国試発表前までの二次募集、それでも受からなかった阿呆な人が三次募集に行くと思う方もおられるでしょう。

まず確認しておきたいのが、その認識は

「かなり間違っていると思う」という事です。


大前提として
私は関東地方、特に東京周辺の激戦区の初期研修の3次募集の事について話しています。(私は浪人、留年、持病ありの初期研修医)

まず、3次募集をする方々はそれなりの中~高成績の方々が一定数含まれます
そして、知っておいてほしいことは、
関東近辺は全国のそう言った、「普通にマッチングできるレベルなのにも関わらず、なぜか3次募集にいる」方々がほとんど空いた枠を埋めていくという事です。

当たり前の話ですが、初期研修で雇う側が最も重視することは、大学の成績がまず挙げられます。

ここで
私は成績じゃなくて人柄で受かりました!

なんていう奴はまずもって、それなりに成績がいいやつなので無視してください。
私の知る限り、留年してそういう人はほぼ聞いたことがありません
私は留年、成績が下位25%ぐらい、ぎりぎりで国試に合格したぐらいのレベルの医学生の3次募集の話をしています。

そもそもですが
学生を評価する際に病院で雇うか雇わないかは、大きく大学の成績と、業務に耐えれるかの2つで判断されると思います。

3次募集という短期間で人を判断するにはこのような数値的な指標で判断せざる負えません。これ以外で判断されていたら、相当人格に難ありでだと思います。

大学の成績は、大学でどれほど努力が出来たかの信頼性の代わりだと思います。
業務に耐えられるかの判断も、コツコツ勉強をして、留年をしていないなどの成績で判断されると思います。まあ、それしか判断材料がないのでしょうがないと思いますが……

というか私が、時間のない時に判断するならば、それらをもとに採用の判断すると思います。

簡単に言えば
ある程度の成績がないと、関東近辺では戦う土俵に上がれないという事です
今回私はこのことを痛感いたしました

近年、新専門医制度の影響もあってか、関東の初期研修の枠の奪い合いは過熱してきています。
これは、給料の低い大学病院でも、市中病院でも関係ありません。
後期研修でマイナー外科(眼科、皮膚科等)に入りたいと思う方々は初期研修のころ、何なら学生のころから戦略的に動いているのが当たり前の世界です。
誰もが東京、神奈川あたりの枠を奪い合っているというのが現状という認識を持っていなければなりません。
大学病院だから定員に余裕があるだろうなんて言うのは、少し前のマッチング事情です。
(千葉、埼玉あたりは田舎に行けば枠はあるかも?ただし、かなり条件が付く)

そんな中で下位20%留年もしましたぎりぎり国試受かりました勢が、何の準備もなしに東京近辺で3次募集したいと思い、やることは何か!

諦めて下さい


本当に申し訳ないのですが、関東で初期研修をするのは無理だと思います
そう言ってしまうほど、かなり厳しいものがあります。
というか私はあきらめました

ですが、それでも東京周辺で初期研修をしたいと思う方はおられるかと思います。
その方々のためにもこれから、反省した点などについて書いていこうと思います。

留年したり、成績下位者が、現在の東京周辺の初期研修の枠を獲得するには入念な準備が必要になると、私は今回の3次募集を通じて感じました。

その辺の情報を2024年以降の悩める医学生たちに情報を渡せたらと思い、その2以降に書いていこうと思います。

ではでは、しばしお付き合いお願いいたします。





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