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DAY6『不妊治療スタート』

DAY6『不妊治療スタート』

妻「今月も生理が来た…」
 「そろそろ不妊治療はじめた方がいいかな…?」

夫「そ、そうだね…」
 (こんなに、妊娠ってしないものなのかー…)

妊活に取り組み始めて約6ヶ月…
奥サマはもうすぐ33歳(まだまだ若いけれど)。

毎月生理が来るたびに
なんとなく落ち込んでしまっている状態。

少しでも若い方が妊娠しやすいと聞くし、
奥サマもその気になっているのなら
そろそろ病院に行く時期なのかもしれない…

・・・

助産師マサコです。

こんにちは!
前回お話しした「夫婦で取り組む妊活期間」
実践してはみたものの…

なかなか思い通りにならないことも。

でも落ち込む必要はナッシング!
よく話し合って、2人とも納得して

「さあ、次のステップへ!」

・・・

【#6】不妊治療スタート!

まずは「病院選び」から。
仕事をしながらの通院であればナオサラ。

ここでも2人でよく相談して決めましょう!

今日からレッツ、トライ!

まずは、病院選び3つのポイント

❏ 複数の病院の特徴や診療内容比較
❏ 日常の移動範囲内で通院可能な場所
❏ 日常の生活時間で通院可能な診療日・診療時間

不妊治療はどれくらいの期間になるのか
ナカナカ予想が難しいのです。

タイミング法ですぐに妊娠する場合も。
でも高度生殖医療まで進む場合も。
人によって様々なのが現実。

つまり、ある程度の期間は定期的に通院、
という想定で病院選びをしないと継続できません。

また、不妊治療というデリケートなことなので、
医師やメディカルスタッフとの信頼関係を築くことも
大切なカギです。

そのようなことを踏まえて
自分たちに合う病院選びをしましょう。

病院によっては、なかなか予約が取れず
受診までに数ヶ月待ちということもあるようです。

病院選びをしたら、

❏ まずは電話やメールで「問合せ」
❏ 「受診相談」ができるならば、ぜひ夫婦で相談から。
❏ そして「受診予約」

ここからがやっと、
「不妊治療のスタートライン」です。

奥サマと夫クン、
2人の協力姿勢やお互いのサポートが、
大きな支えになることを忘れないで!


不妊治療のステップ

❏ 妊娠を妨げている原因を把握するための検査
❏ タイミング法:排卵に合わせてセックス
❏ 人工授精:精子を子宮内に注入
❏ 体外受精:体外に取り出した卵子と精子で受精卵を作り、体内に戻す
❏ 顕微授精:体外に取り出した卵子に精子を直接注入して受精卵を作り、体内に戻す

ステップアップするごとに費用も高額に!
目安としては(病院によって異なる)

❏ タイミング法:保険適応(自己負担は数千円/回)
❏ 人工授精:保険適応外(自己負担は1〜2万円/回)
❏ 体外受精:保険適応外(20〜60万円/回:助成金あり)

詳しくはかかりつけ医に確認を!

また、助成金は
❏ 国の「特定治療支援事業制度」を参照
❏ 所得制限などの申請条件あり
❏ 申請条件は、都道府県や各自治体によって違う
❏ 自治体に問い合わせ

不妊治療の過程で、
ストレスが大きくなるポイントがいくつかあります。
(奥サマはもちろん夫クンも同じく)

<不妊治療中のストレスポイント>
❏ 生理が始まったとき
(妊娠していないことがわかったとき)
❏ 友人や姉妹が妊娠した時
❏ 「赤ちゃんはまだ?」と言われたとき
❏ パートナーが落ち込んでいたり、不安定になったとき
❏ 経済的な不安を感じたとき

ここはしっかりと夫婦で理解し
支え合うしかないので周囲からの雑音に負けないで!

最後に…、

「夫婦で理解しておいてほしいこと」がひとつ!

それは…

不妊治療期間が長くなればなるほど
不妊治療の目的は「妊娠すること」という
気持ちに陥ってしまうもの。

でも、不妊治療のゴールは「妊娠」ではありません。

もしかしたら軌道修正をして、
不妊治療を止めることになったり
こどものいない夫婦の人生を考えることも
必要かもしれません。

また、こどもを授かったとしても、
その後に産んで・育てていく(思い通りにならないことばかり)
長い長い道のりがあることに思いを馳せることも必要なのです…

次回は『妊娠発覚!パパになることが決まった日』をお伝えします
素敵な「パパ準備ライフ」を!

SEE YOU!
助産師マサコ

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