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男性育休、取ってみて感じたこと

本日で育児休業が終了し、明日から職場復帰します。

ただ日本は疎か世界が大変なことになっている状況ですので、月の半分以上は在宅勤務になる予定です。

そのため「いよいよ復帰か~」という感覚はかなり薄く、ここ最近の生活でいうと「どうぶつの森」にあてていた時間がただ仕事に置き換わるだけ、という感覚です。(さすがにそれは嘘ですが・・・)

育児休業中の記事は以下のマガジンにまとめていますが、このポストではざっくり振り返ってみて感じたことなどを書いてみようかなと思います。

育児休業の振り返り

■自分一人の時間はいつもより少ない

まず第一に感じたことはこれですかね。休職中は子供だけでなく当然妻も一緒にいるわけで、例えば子供が寝たタイミングでも二人でいる以上は二人でやることを優先するため、一人でやること、例えば読書などは正直あまりできませんでした。ここは夫婦の考え方にも寄るかなあとは思うのですが、うちはあまり妻が一人で黙々とやる趣味(読書やゲームなど)が無いため、そうなると私だけが一人で行動するわけにもいかなかったということがあります。

仕事をしているときは通勤中や仕事中でも一人になれる時間は作れるんですけど、育休中はむしろここが少なくなるというのはあまり想像していませんでした。

夜にみんなが寝静まったあとは確かに一人になれるのですが、夜ふかしをしても次の日の朝は上の子供に叩き起こされるので早く寝ないとめちゃくちゃ眠いんですよね・・・。なので頻繁に遅くまで起きているということはあまりできませんでした。

いい悪いというよりはやはりせっかく夫婦で育児休業を取るのであれば二人の時間を大切にしたほうが良いかなと思いますので、結果的にはこれで良かったかなと感じました。

■身体的な負担は増加する

これは私があまり若くないことやもともと肩こり腰痛がひどいというのもありますが。。仕事をしているよりも身体的には負荷がかかることが多かった印象です。
育児経験のある方はわかると思いますが、新生児からだんだん大きくなってくるとその分泣き方や暴れ方もパワフルになってきます。またおとなしくスヤスヤと寝てくれることがどんどん減っていき、背中スイッチが作動するようになり、抱っこをして寝かしつける時間が増えていきます。そして体重も見る見る増加。
誰かがやらないといけないので当然私がいないときは妻がやることになるのですが、とにかく寝てくれないと家事など他のことが何もできないんですよね。。

一人目のときも同じ経験をしたなあと思い出すのですが、とにかくここは負担を軽減するためのグッズを導入して乗り切るのが絶対良いと思います。

現時点で導入したグッズは下記の二点。

・メリー

上の子にも知人から借りたメリーを使っていたのですが、全く効果がなかったんです。ただ今回は女の子だったので思い切って買ってみました・・・メルカリで。このメリーは評判良いのですが新品だとなかなかいいお値段なので中古をおすすめします。私は2500円程度で購入しましたが全く問題なかったです。

で、効果の方なんですが、、ベビーベッドに取り付けてみたところ今回は非常に効きました!ティガーが好きみたいで、頭上に回ってくるとニコニコするようになりました。もちろんずっと置いておくとそのうち泣き始めますけど、数十分の時間を稼げるだけでも非常に生活の中では大きいです。

ただ繰り返しますけど全員に効果があるわけではないので、やはり中古で買うことをおすすめします。使える期間もそこまで長くないですからね。

使い終わったら再度メルカリで売る予定です。

・ベビービョルンのバウンサー

こちらも上の子にも使っていたのですが、やはりその時はイマイチ効果はなく。。バウンサーは買ったわけではなく妻の友人から借り受けたものなのですが、今回も借りて見ることにしました。結果としては下の子には非常に有効でした!
入れると最初は怒って泣くこともあるのですが、しばらくユラユラさせておくとお腹が満たされていれば寝てくれるようになりました。

こちらもしばらくすると起きてしまうのですが、効果があったのは非常にラッキーでした。今後もこれを利用して自分の時間を作っていこうと思います。

ちなみにバウンサーは色々なメーカーから出ていますが、一番評判が良いのはベビービョルンです。特にメッシュタイプのものがオススメです。例のごとくなかなか高いのでこれもフリマアプリで探してみると良いです。

ベビー用品は大量に出品されているので探すのも結構楽ですので。

■第一子と向き合う時間がより増える

これはもともと予想していたことではありますが、下の子供が生まれると上の子供のジェラシーが高まり、下の子供の面倒を見ようとするともれなく上の子が邪魔をしてくるようになります。。

ただここで面白いのは妻が赤ちゃんの面倒を見ようとすると「自分を一番にしろ!」と確実に茶々を入れてくるのですが、私(父親)が赤ちゃんの面倒を見るときは何も言わないんですよね。子供というのは母親を取られるのが一番イヤみたいです。父親は比較的どうでも良いみたいです(笑)

ですが普段の生活で甘えてくることが多くなるので、やはり負担は増えます。特に保育園の階段を以前は自分で登っていたのに、最近は抱っこして上がらないといけなくなりました。。上の子供はまだ2歳という年齢なので、自分でやりたいという気持ちと甘えたいという気持ちがちょうど葛藤するころで、そこに赤ちゃんが横入りしてきたのでさらに混乱している様子はあります。

こういうときに一番良いのは、やはり上の子供が一番大事で赤ちゃんは二番目なんだよということを伝えることみたいですね。(実際には赤ちゃんを気にすることが多いんですけど)

■(父親は)夜は意外と寝られる

これは実際には育休関係ない話なんですけど、、月齢の小さい赤ちゃんは3~4時間ごとにミルクまたは母乳を飲ませる必要があり、昼夜関係なく起きて対応する必要があるんですよね。日中は二人で対応できるから良いのですが、夜に関しては赤ちゃんの鳴き声だと男性はあまり起きれないんですよね。女性はどんなに寝坊する人でもちゃんと目が覚めるそうですが。

今回の子供は特に母乳が好きみたいでミルクを積極的に飲まないということもあり、夜間授乳に関してはほぼ妻に任せっきりです。ちなみに第一子のときは0歳から保育園に預けて妻が早々に職場復帰したのですが、共働きをしている状態で夜間授乳の負担が一人に偏ると寝不足で倒れてしまうので、、私もある程度は受け取って対応をしていました。なので前回は毎日寝不足で仕事のミスも激増してやばかったんですよね・・・。

ただ、今回は(今後どうなるかはわかりませんが。。)夜は比較的ちゃんと寝てくれるというとと、夜間授乳も終わるとパタッと寝てくれているので、妻の負担もそこまで大きくないようです。私も朝まで起きないので、今回は睡眠不足というのが少なくて非常に助かっています。

もちろん個人差があることなので、誰にでも当てはまるわけではありませんし、夜間も全く寝ない子だった場合は父親が積極的に対応しないと奥さんが倒れてしまうので気をつけたほうが良いです。

■フリマアプリで断捨離が捗る

こちらも以前の投稿で何度も言及した話ではありますが、家にいる時間が長くなるので不用品を処分する絶好のチャンスです。私は特に物が多い人間ですので、、いろいろ冷静になってみてみるといらないものがたくさんありました・・・。ダンベル、HDMI端子のない古い19インチモニタ、10年以上前のPC、前の家で使っていたカーテン、一人暮らしのときに使っていた掃除機、買い替えで不要になった電子レンジ、これら全部ジモティーで売りました(もしくはあげました)。

いままでフリマアプリって使おうと思ってはいたものの、やっぱ面倒かなということで使っていなかったのですが、一度やると楽しいですね。今後も積極的に使っていこうと思います。

■だんだん生活がダレてくる

育休を取得した最初の方は、仕事を長期で休むというのは人生においてもなかなかない機会なので、いろんなことをやろう!と意気込むわけですが、まあ上記に書いたように実際には自分の時間というのは多いわけではなく、最初は新鮮だった生活もだんだんと慣れてきてしまい、、2ヶ月くらい経つ頃には子供を寝かせたらワイドショーを見ながらゲームをやるという自堕落な生活になってしまいました。。そういう意味でも今復帰するというのは丁度よいタイミングだったのかもしれません。(ヒルナンデス見るのも飽きてきたし。)

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これを書いている時間もまさに妻子供が寝たあとなんですが、ダラダラと書いていると明日起きれなくなってしまうのでこのへんで筆を置きたいと思います。

育休に入る前はかなりの分野の仕事を一人で抱えていて、正直意思決定含めて正しい判断がなかなかできなくなっていた側面はあったのですが、この2ヶ月間でいい感じにリセットできたので、明日からは新人のつもりで職場の課題解決に邁進していきたいと思います。大変な時期ではありますが、リモートワークも最大限活用して一市民として感染を蔓延させずに、かつビジネスパーソンとして最大の成果を出すように頑張りたいと思います!!

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