頭の中に思い浮かんだ文章を打ち込んで宮沢賢治っぽくなれるのか実験

やりまーす。

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【ルール】
1,とりあえず文字を入力する。
2.いい感じに並べ替える。
3.早く寝て明日は玉子サンドを食べる。
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スタートマンジョン。
(スキャットマン・ジョン)




【団地と電車】

「このままどこまで行こうか。」

原田くんは、そういった。

しかし、ぼくにはあの田圃の中に忘れてしまった
ミサンガと指輪をどうしても取り戻したくなったので

「ちょっとまってね。」

と言った。

原田君は少し笑うと時折屈伸をしたり欠伸をしたり
僕の方をずっと見てた。

僕は。

待っててくれるんだな。

と思った。

ミサンガと指輪のことで頭いっぱいだった僕は

すぐに後ろに走り出した。

「寒くなるからおなかは冷やさないようにね。」

原田くんがそういった気がした。

自分の足じゃないみたいにグングン走っていくので、

僕は急に少しだけ不安になって

後ろを振り返った。

はらだくんはもう豆粒みたいな大きさだった。

でも、なぜか、少し笑っているのがわかる。

僕は不意におしりのポッケに冷たさと温かさを感じた。

両手を突っ込んでみると

ミサンガと指輪入っていた。

あ。そうか。僕は思った。

ずっと持ってたんだな。

そうか。

原田くんはもういない。

僕はゆっくり戻っていく。

今度こそは泣かないようにしないとな。



まとめ
どんな生き方すれば
笑い方をかぷかぷなんて思いつくんだろう。

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