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ボブサムと結城幸司。

少し日にちが経ってしまいましたが、
先日の会津でのイベントの写真を少し。

おぜしかプロジェクト小山さんの働きかけで
ボブ・サムと結城さんが只見にやってきた。

ボブ・サムの名は、星野道夫の著作で知る人も多いだろう。
アラスカの先住民、クリンギット族のリーダー。
星野道夫と旅をしたあの文章の中に、新しい自然観を見出した読者も多いことだろう。彼は星野道夫と同じ年だ。
彼がこの世を去って以来、何度も日本には来ているらしい。

結城さんにお会いするのは何度目だろう。
彼の語る物語、それから版画…。
ずしりとした存在感が聞く人々の心を刺激する。

ツキノワグマの毛皮をかぶって語るボブ氏。
彼は、ワタリガラスの神話と日本の関りを、柔らかく、しかしよく通る声で話してくれた。彼の中で、星野道夫と日本の存在は依然として大きいのだろう。

ボブサムと結城幸司。
この二人には、言葉や文化を超えた、いやひょっとするとそれ故の
不思議な繋がりがあるように感じた。
彼等がともに旅をした話をもっと聞いてみたかった。
このお二人が一緒にいるときにその場にいることができて
本当に良かった。

ボブさん、結城さん、おぜしかプロジェクトの小山さん、
このイベントを創り上げた皆さん、イベント会場にいた皆さま。
ありがとうございました。



余談。
語りの雰囲気を乱さないために、撮影には細心の注意を払った。
もちろん、特別に許可を得て撮影している。
光が足りず、満足な撮影はできなかったものの、
印象深い一日となった。ありがとうございました。

いただいたサポートは、旅費や機材など新しい撮影活動の資金とさせていただき、そこで得た経験を、またこちらで皆様にシェアしていきたいと思います。