「歩く待つ」~僕なりのクマの撮り方。ヒグマの旅ができるまで・前編 #21
2022年、最初の #自然写真家のnote 、更新です。
なかなかコロナも落ち着かない中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私の方は、昨年秋に写真絵本『ヒグマの旅』を上梓し、そのプロモーション活動や写真展の準備、撮影仕事等…合間を縫って自然写真の撮影も行っていました。
写真展は東京での開催は終了。お陰様で多くのお客様にお越しいただき、たくさんの縁の種も頂いたような気がします。
次は大阪のNikon THE GALLERYで、2/10より開催です。もちろん感染対策も行っております。お近くの方は、是非お立ち寄りください。
さて、今回の記事内容は前回の続きのような感じで、下記リンクの写真絵本『ヒグマの旅』に掲載された写真たちの撮影の裏側を少し、お話ししたいと思います。僕がどのようにしてヒグマのことを考え、発見し、どう接して、撮影してきたのか。力を抜いて読んでいただければと思います。
動物撮影に不可欠な「歩く」と「待つ」の関係。
少し大げさに言ってみますが、自分独自のアングルで野生動物に出会うためにできることは2つしかない、と思っています。
それは『歩くことと、待つこと』。僕の撮影の場合、まずは歩くことから始まりました。
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いただいたサポートは、旅費や機材など新しい撮影活動の資金とさせていただき、そこで得た経験を、またこちらで皆様にシェアしていきたいと思います。