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Singularity Society 第2回 BootCamp キックオフ

5月からスタートした第2回 Singularity Society Boot Camp​​。半年間+αの期間、プロダクト/アプリ/サービスを行う長期ハッカソンです。
アイデアや技術を持った優秀なエンジニア/PMや起業家予備軍が集まり、個人、チームでプロダクト開発を行います。プロダクトは起業前提、オープンソース、社会貢献などゴールは自由。チーム同士、ライバルであり仲間であるので、助け合いながらプロジェクトを進め、起業や大企業内での新規事業をつくりだせるようなチームとプロダクトをを育てていきます。
6月2日にオンライン・オフラインのハイブリットでキックオフイベントをおこないました。

新たな試み

第1回目のフィードバックで、最初にオンライン(Slack)だけでチーム編成を行うのに少し苦労したという意見がありました。今回はその反省を踏まえ、キックオフのイベントでチーム作りのキッカケを作れるように、イベントのゴールを

  • 自分がやりたいプロジェクトを語って仲間を集める

  • 面白そうなプロジェクトを見つけて、それに参加する

  • 自己紹介をして知り合いを作る

  • イベントを通して仲間を見つける

とし、新しい試みを行いました。
具体的には、

  • 1人5分程度で自己紹介や自分の作りたいプロダクトのアイデアを、前に出てプレゼンする(4人連続で20分)

  • プレゼン終了後、発表者は部屋の4箇所に分かれて待機。他の参加者が興味のある発表者のところに行き、ブレストやディスカッションを行う。その間、発表者以外の移動は自由(30分)

  • 休憩 10分
    を1セッション=1時間として、全員が発表/ブレストを行います。

通常のプレゼンのみのイベントと比較し、対話の回数が増えるので、イベントを通して互いの参加者の理解が進み、参加したいプロジェクトや仲間を見つけ、持ち寄ったアイデアをベースに更に新しいアイデアを生み出すことができます。

様々なアイデア

第2回目のBootCampは、生成AI/LLM/Multi Agent AI System/AI基盤/AIプラットフォームなどAI全般、自動運転/MaaS/ライドシェアなどのモビリティーサービス全般、ドローン/ロボット/VR(仮想現実)/AR/Web3/ゲーム等をテーマにしています。
今回のイベントでは、総勢22名+α の参加者から、様々なアイデアを発表いただきました。一部ご紹介したいと思います。

  • イマーシブ(没入感)ストリーミングプラットフォーム

  • 教育マッチングプラットフォーム

  • AR+GISを使ったサービス

  • AIリサーチアシスタント

  • AIラジオで地域活性化

  • LLMを使った業務システムの生産性向上アプリ

  • 特定の個性と知識をもったAIの開発

  • AIヘルスコーチング

  • AI駆動型研究・文書作成アシスタント

  • 個人開発を習慣化するアプリ

  • AI漫画プラットフォーム

  • Web3を自動的に盛り上けるマッチング空間

  • 寿命を算出し健康アドバイスをおこなうアプリ

各セッションとも活発なディスカッションがおこなわれた結果、後日のチーム編成はスムーズに進みました。また、SSは非同期コミュニケーションを主としていますが、BootCamp1期生がメンターとして加わり、定期的にオンラインでの相談会なども開催され、サポート体制が強化されました。
次回は11月頃に中間発表を予定しています。どうぞお楽しみに。

© naonori kohira

バナナの差し入れ!

シンギュラリティ・ソサエティでは、飲食店さんが無料で利用できるテイクアウトシステム、おもちかえり.com をオープンソースで開発・運用しています。
そんな中、株式会社ドール様 とご縁があり、今回 BootCamp イベントのお話をしたところ、たくさんのバナナと本の差し入れをいただきました!
ドールCEOの青木様からもバナナの効能などためになるお話を聞くことができました。

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