「褒め方」を工夫すれば人間力が上がる
「褒めてやらねば人は育たじ」
確かに「褒める」ことは重要なことです。
その前にすべき重要なポイントについては前回記事にした通りです。
ここを間違えてしまうと効果半減なのです。
魔法の4原則
✅ 「どうして」ではなく「どうやって」
✅ 「傾聴」と「共感」は別物
✅ 「褒める」前に「認める」
✅ 「競争」から「協力」へ
-「褒める」より先にすること!記事抜粋-
でも、やはり「褒める」ことは重要です。
確かに最近では「褒める」ことができる方が多くなって来ました。
パパやママ、会社の上司であったり、以前と比べると明らかに変わって来たと実感できます。
でも、同時に褒め方にも問題があるんだと気づきました。
過剰な褒め方であったり、何かのイベントの後でしか褒めない。
あなたは心当たりありませんか?
例えば、褒め過ぎること。
褒め過ぎることで返って失うものがあります。何だと思いますか?
偏って過剰に褒められると「もっと要求しているんだ」と感じてしまいがち。「褒めることで自分を操作しようとしているんだ」と感じさせてしまうこと。つまり、相手に見透かされている可能性があると言うことです。
「褒める」ことは「おだてる」ことではない。
ここが重要なのです。ポイントは2つです。
✅ 普段から「褒める」
✅ 「アイメッセージ」を入れる
業績が向上した時や、テストの結果が良かった時だけ褒めるのではなく、普段から褒める習慣をつけておくことが大事だと感じます。
しかし、褒めすぎることも良くありません。
参考までに下の2つの例文を見比べてください。
①「事前資料の作成ありがとう、本当に助かった、さすがですね!」
②「事前資料の作成ありがとう、お陰で本題の資料に厚みが出来ました!」
①「お片付けありがとう、すごーい!」
②「お片付けありがとう、お陰でママはいつもより早くご飯作れちゃう!」
①と②を比べて何か感じませんか?
相手の行動に対し、自分を主語にした文章で気持ちを伝えると素直な意思表示になるので、深く相手の心に届くのです。
これは逆に叱る時にも応用できます。
「何で」「どうして」と一方的に叱ると間違いなく反発される。
でも、自分の感情を入れることで伝わり方が変わり反省を促せるのです。
例文
①「何時だと思ってるんだ!」
②「何時だと思ってるの、心配して具合が悪くなっちゃったよ」
肝心なことは、褒めることと一緒に自分の気持ちを伝えること。気持ちを入れることで「確認」と「承認」を同時に共有できることが大事なんです。
これを一般的に「アイメッセージ」と呼ぶそうです。
自然に使えるようになると、さらにあなたの人間力が上がりますよ。
追伸
最近、妻からは冷たく無言の「アイコンタクト」が飛んできます。
これにも相応な意味が込められているんだと薄々分かります。
最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
残り少ない夏を堪能しましょう。🌱
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