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「マシ」を捨てれば、自信は自分で作れる!

「やる気が出ないんですよ、折角目標を立てても、長く続かないのです」
切実な同僚の悩みです。


面談を通じてしばしば相談されるのがこれ。「やる気」と「長続き」です。
理想を追い求めるが故に、ついつい目標を高く設定してしまう。
これは間違いなく僕に責任がある。もっとしっかり考えてあげるべきでした。最近はそんなことを考えることが多い様な気がします。


新しい期が始まると、ビジネス上の課題解決のために個人目標を設定します。でも、設定方法に関しては、意外と個人に任せられていて特にルールがないのです。だから大事なことを伝える必要があります。


目標には2種類あることを誰も教えてくれない。


✅ 結果目標
✅ 行動目標


「結果目標」とは「成果」を目標に頑張る事です。


✅ 販売額1億円に到達する
✅ 今期中に◯◯を作り上げる
✅ 東京大学に合格する


などです。
苦しんで自分を追い込んでしまうのはこのパターンです。
上手くいかなくて悩んでしまい、本来やるべきことを見失いがちになってしまいます。


「結果目標」を立てる事自体は決して悪い事ではありません。
でも、それだけですと目の前のことに集中できず、上手く行かない時にモチベーションが下がってしまうのです。


結果を左右するのは自分ではなく、あくまでも他人だからです。
どれだけ多くの下準備をしても、最終的に購入や発注するのは先方であったり、依頼主であることが多いのです。


これは本当につまらない。
何度も経験しました。切な過ぎますよね。


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一方「行動目標」はどうなのか。


✅ 毎日1時間読書をする
✅ 週に一度はレポートを書く
✅ 1日3問の数学問題を解く


これは自分でコントロールできます。
モチベーションを保つためには、自分でコントロールできる「行動計画」を含めて立案しなければなりません。


「やる」と決めたら「淡々と」最後までやる。
そのためには、高い目標を設定するのではなく、続けられる目標を設定すべきなのです。


また「上手くいった!」と感じるためには「自信」をつけておく必要があります。その自信には「根拠のないもの」と「根拠のあるもの」があります。


「根拠のない自信」を持て、と言われても困りますよね。
でも「根拠のある自信」であれば大丈夫です。これは自分で作れるのです。


小さな「行動目標」をやり遂げ、出来たら自分を「褒める」。
たったこれだけです。前はできなかったけど、今なら計画通りにできる。そんな自信をつけることが大事です。


コツ?
簡単です。最初の「行動目標」のハードルを下げておく。


逆に絶対してはいけないこと。
「あの人よりマシ」と思わない。つまり、他人と比べてはいけません。
これはどれだけ経っても「根拠のある自信」にはなりません。


比較するのなら「過去の自分」です。
1週間前の自分と比べて少しでも前進したのであれば「褒める」です。
「根拠のある自信」がついてくると、新しい課題に挑戦する意欲が芽生えます。


「今までやってこれたから、きっと今回もできる!」
そう思える様になるのです。
これが出来たら勝ちパターンに入ります。


今日1日、自分との約束を守ることから始めて、根拠のある自信を少しずつ積み重ねることが近道なのです。


早く成果を出したいのであれば「マシ」を捨てること。
「マシ」さえ捨てることができれば「行動計画」を重視して「根拠のある自信」をつけてください。小さな目標をクリアしながら自分を「褒める」。


一般的にエリートと呼ばれている方は「行動計画」を頑なに守っています。
ほんの少しの工夫で、未来が大きく変わります。


是非実感して欲しいのです。


過去の自分と比較しながら、今月の自分の立ち位置を考える。
また妻から小言を言われてる。
でも、先月よりもマシかも知れない。涙


最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
今年最後の夏を満喫しましょう。🌱


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