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1月の出来事と嘘

ここでは、離婚のこと、おひとり老後の備えのこと、日々感じていることをnoteしています。今回はその12回目。誰かに何かを伝えるというよりは、連載型の私自身の思い出の備忘録に。徒然なるままに書いていることをお許しください。

前回は彼が激おこする(場面がある)ということを書いた。
人それぞれ嫌いなことは違う。私も誰が何と言お言うと絶対に嫌いだということがある。仕事をさぼる人と働くこと。そして嫌と思っているからか?そんな人にばかり当たる。
彼が嫌だと思う環境に行かないようにすればいいと考えてそれに努めた。でもこちらも面白いようにその状況に当たってしまうんだ。
向こうから彼が嫌な状況が来てしまうんだ。

小さな虫
電車の遅延
旅行会社の手配ミス
店の正面に自転車を置く人
電車で若干割り込もうとする人
不注意で(注意力がなくて)カートをかすかに彼にぶつける人(私だったらよかったのに・・・)

刺されるんじゃないか。
いつか誰かと大きなトラブルになるのではないかと気が気でなかった。

私といるときだけそうしているのか?
私への何か当てつけなのか?
怖くて静止することなんてできなくて
どうにか気分を戻そうと話を変えたり
顔色をうかがうようになった。

彼の仕事はストレスの多い仕事だ
彼から文句は聞いたことなかったけれど
理不尽な客に対応しているのは大変だったと思う。

さて、↑↑↑なんやかんや過去のこと引きずってますが
ここで1月の出来事を振り返ります

12月ある日突然彼は私と暮らすのは週1回、いや2回でいいと言い出した。それは軽いノリでいっていたが、本心のように思える言い方だった。

彼の言い分は、
将来一人になることが不安。私といると誰かいるから安心してしまって、一人になった時の想定ができない。だから一人になって考えたい。自分が一人でも大丈夫なように、何を自分がやりたいか見つけたいというものだった。

え?私死なないよ?
一緒にいるから大丈夫じゃない?
という私に、何も分かっていない!と失望する彼。
私は一人でも生きれる人だから、理解できないんだよと。
自分が何に熱中できるか考えてみてというので、いくつか候補を挙げたが
すべて却下された。

確かに、1年後(離婚して)私は実感した
誰かいるから安心してしまって、自分が孤独になった時の想定ができていなかった、と。
真理をついている。
私は彼がいることに、両親がいることに甘んじて、本当は孤独であることに全く気が付かずにいた。
それを痛いほど知ることになる。
彼よ、あなたの言うことはいつも正しいよ。

でも、本題はそこではない。
なんで、急に。そんなこと。。。

私は冗談ぽく返したけれど、そこから1週間この言葉か頭から離れなかった。
そして、彼がそうしたいのなら、そうさせてあげようと心を決めた。

そう決めたのは1月2日だった
彼は仕事、私は実家に帰っていた
しばらく、このまま実家にいよう
彼が、一人になって、この先不安に思っているなら
それに向き合う機会をあげなければいけないと思った。

そして私は実家に、彼は2人のマンションでの暮らしが正月早々スタートした。

が、しかし
1月6日、なんか、ふと、マンションに暮らしてるんだろうか?という疑念が頭に浮かんだ。

そして、彼には告げずマンションに帰ることにした。
帰ってみると彼はそこにはいなかった。
帰った日も、翌日も、その翌日も帰ってこなかった。

別々に暮らしたいと言われたときに女か?という疑いもあったが、人生を考えたいと言っていたし、彼は一体どこへ行ってしまったのか。

1週間待って、彼に連絡をした。
やりたいことを悔いないようにやらせてあげたいけれど
やっぱり夫婦なので話がしたいと。
そして、1月13日夕方外で食事をすることになった
再会の日は私は会社に行くことができなかった。

会社に行かない娘に、母親はどうしたの?大丈夫?としつこく聞いてくる。
出掛けようとするとどこに行くの?と大丈夫なの?と玄関についてくる。
「うるさいな」と悪態をついてしまった。
ストレスを人にぶつけているド・ストライクな例だな
年老いた両親が、家に突然戻ってきた娘が苦しそうにしていて、会社を休み、休んでくせに夕方から出かけようとするのを心配するのは当たり前だ。

なぜ彼が家を出て行ったのか、思い当たるところはあれど、真意ははっきりと分からなかった。一人になった時の孤独を想像してつらくなった、というのも真実の1つではあると思う。そう考える性格であることも知っている。
しかし、約束が違う
本当はマンションに一人で暮らしているはずだった
彼が別のことで一人何かを悩んでいた、か何かの事情があるのは明らかだった

私は、仕事もそうなのだが
例えば失敗など起こってしまったことを責める気は全くしない
それよりも今後どうしていくのかを考えたい派
なので、彼の意思=出て行った理由を知るよりも、この先どうするかを話したかった。
そして、彼の答えは、今は帰れない。というものだった。

私のこの行動は放置なのか?
別々に暮らしても連絡をほぼしない
出て行った理由もきこうとしない
私としては我慢の部分であるのだが、
受け手としては放置と思うこともあるのだろう
もし放置と受け取られてことが悪い方にいったのなら後悔だし
放置せずにがしがし踏み込んで、うざがられて悪い方にいってしまったら後悔だし
どうしたものか・・・
今は、自分ができることをやるという方針が変わらないが、その前に相手がどうしたいのか直接聞く。が必要だと思っている。(がんばれ自分!次回こそ後悔のないように!)

私は誰も帰ってこない家で来る日も来る日もスマホで
「だんな、帰らない」
「離婚するには」
「浮気」
「財産分与」
そんなことを1日8時間は調べていた
そして心が軽くなるように経験談を読んだり、仏教の教えをみたり
目がおかしくなるくらいスマホを見ていた
そして半年後、破滅的に目が悪くなった

話は逸れるが、今は脱スマホに挑戦中である
それでも何やかやと1日の最後に3時間使用した結果データをみると
これはもう物理的に遠くにするしかないとなった
ベットには持ち込むのを止めたのは最近て、自分の意思の弱さが露呈
取り敢えず、ちょっとした調べ物でもスマホではなくPCを極力使うように変えた

そうこうしてボーとスマホを眺めたり、調べごとをしたりして時を過ごしていた。
体験談を読んで、どんどんこれはダメなんだと確信していく
仏教の教えを読んで、自分はただの執着なのではと思ったり
沼にはまり、どんどん深くなっていった

話をしてからは、彼は週に1.2回はマンションに帰ってくるようになった
LINEで今日は帰る。と連絡がくる。
連絡がくると食事を作って待っていて、一緒に食べた。

2人とも心は複雑だったと思う
私はこの状況をとにかく観察することにしていた
それしかできなかった
この、観察がさらなる闇に向かっていく



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