Singha Beer Meets タイレストラン《タイ東北モーラム酒店編》
今回訪れたのは、東京都渋谷区円山町にあるポップなタイ酒場「タイ東北モーラム酒店」さん。神泉駅北口を降りるともうすぐ目に飛び込んでくるポップな店構え。
とてもエモい。トンネルをゆっくりコトコト行ったり来たりする電車を横目に、ポップでアートな佇まいで人目を引く「モーラム酒店」。この雰囲気がなんともいえず写真家でなくてもこの風景を記念の一枚に収めたくなります。
渋谷区の中でこんなにゆったりとした穏やかな空気の流れるエモい場所があるなんて、ここだけ特別な秘密基地のようでワクワクします。
渋谷区円山町ではめずらしいタイ料理のお店。雑誌やテレビでも紹介されており、地元では知る人ぞ知る本格タイ料理が味わえる気さくなタイ居酒屋。タイカルチャーやタイ音楽を愛する人たちもここモーラム酒店に足繁く通うという。
店内はカウンターとテーブル席があり、一人呑みでも気軽に立ち寄れるカジュアルな雰囲気。温かな明かりが満ちている店内に足を踏み入れれば、すぐにその居心地の良さを感じられるだろう。
それでは、モーラム酒店おすすめの3品をご紹介します。
1 スパイシー塩辛
2 元祖!ハーブ蒸し鶏
3 ガイヤーン(タイの焼鶏)
まずは1品目「スパイシー塩辛」いただきます!
この「スパイシー塩辛」はモーラム酒店のオリジナルメニュー。唐辛子と塩辛を組み合わせた他ではお目にかかれない珍しい組み合わせのこだわりの一品。
ハーブと唐辛子のスパイシーな辛さと、しょっぱくてコクのある塩辛の旨味が一体となってヤミツキになる美味さ!これは酒がすすむ。
軽やかで爽やかな喉越しのシンハービールが、「スパイシー塩辛」の美味しさを引き立てる。クリーミーな泡と弾ける爽快感が、五感を刺激する心地よさ。
モーラム酒店は「激辛好き」もうならせる美味しさと辛さを兼ね備えた実力派。お店のメニュー表にはこんなメッセージがある。
ぜひ激辛好きな方も、そうでない方も自分好みの辛さを見つけにモーラム酒店に行ってみてください。
それでは、2品目「元祖!ハーブ蒸し鶏」いただきます!
こちらはモーラム酒店、自慢のおすすめ料理。タイの東北イサーン地方の田舎料理の真骨頂ともいえる「元祖!ハーブ蒸し鶏」は、ハーブ液でマリネした鶏肉を無水で調理し、現地の味と製法を再現したこだわりの一品。
じっくりと丁寧に蒸された鶏肉が、
ぷりっぷり、もっちり、ジューシー!
これはたまらない美味しさ。夢中で頬張りましょう。
そしてその余韻が残っているうちに、シンハービールで追いかけましょう!
心とお腹が微笑むことまちがいなし。幸せが訪れた、とはこの瞬間のことだろう。
それでは最後に、3品目「ガイヤーン(タイの焼鶏)」いただきます!
「ガイヤーン」はタイ東北イサーン地方発祥の料理で、「ガイ=鶏」「ヤーン=炙り焼き」という意味をあらわすタイで食べられている焼き鳥のこと。現地では主に屋台で売られているそう。タイの田舎町で食べる酒場料理をコンセプトにしているモーラム酒店の一押しメニューだ。
じっくり炙り焼きにした若鶏の半身の香ばしさといったら!そしてむっちりとした食感!そこに、タイの甘辛い味付けの特製ダレがさらに食欲を刺激。
シンハービールとお肉の組み合わせは鉄板にして最高!
三寒四温の2月の寒さの中、
スパイシーなお肉にかぶりついて汗。
シンハービールを流し込んで清涼感。
身も心も幸せ。満腹!満福!
窓から見えるコトコト行き交う電車の風景も相まって、飛行機に乗らなくてもタイ旅行へ来たようなそんなエスニックな小旅行を感じさせる空間がここモーラム酒店にはある。長居してしまう。通ってしまう。誰かに紹介したくなるそんなお店だ。
さて、お腹も心も満たされたところで、今日のお店「モーラム酒店」さんの美味しいストーリーをお話しよう。
「モーラム酒店」は、ここ渋谷区円山町でお店をオープンして5年を迎えた。
オーナーの丸山さんがタイ料理のお店を開こうと決意したきっかけは、タイに訪れたとき食べたタイ料理の美味しさに衝撃を受けたことだったそう。
当時、インドやタイに魅了されて旅をしていた丸山さんは、タイに訪れたとき、ただ辛いだけじゃないどこか親しみやすく何より美味しいタイ料理の味に癒されたという。日本に帰国後、タイ料理の味を忘れられず、いろいろなタイ料理店を食べ歩いたそうです。
しかし、当時はタイ料理はいまほどメジャーではなく、自分が食べたかった味のタイ料理店を見つけることはできなかったという。
そこで「自分の食べたい味の店が見つからないなら、自分でお店をつくってしまおう!」と決心されたそうだ。
「本場タイの本格的な味を再現すること、田舎町の酒場のように一人でも気軽に立ち寄れて、いつでもどんな人も居心地よく過ごせるお店にしよう!」という想いが、ここ「タイ東北モーラム酒店」という形となったのだ。
そしてさらに「本場タイ出身のシェフにうちの店へ来てもらおう!」と、その熱い想いが、タイ東北イサーン地方にあるウドンタニ県出身の実力派シェフであるナイさんと丸山さんを引き合わせることになった。
今では、ここモーラム酒店の看板シェフであり、ここへ訪れるお客さんみんなの「美味しい」を支えているのだ。今日も素敵な出会いに、乾杯「チョンゲーオ!」
ごちそうさまでした!
ありがとう、「モーラム酒店」さん。
ありがとう、シンハービール。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?