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自分で蒔いた種(20代の後悔)

今朝、明け方急に思い立ってnoteを書き始めました。

今はシンガポールで家族で過ごしていますが、10年前の私は、30代の自分がこんなことをしているなんて想像もしていませんでした。

大学をカナダで過ごし、20代前半に日本へ帰国。
大学卒業後も定職にもつかず、ぶらぶらとアルバイトで繋げる日々でした。
当時のパートナーが英会話教師をしていたので、当面の生活費には困ることはありませんでした。(給料を全て私に渡してくれるシステム)

仕事なんて嫌だったら辞めてしまえばいい、フルタイムの仕事なんて無理。
学生時代は親が面倒みてくれて、次はパートナーが世話してくれる。
完全に調子に乗っていた20代です。若さゆえにチヤホヤされ、人生ちょろいなと大きな勘違いをしていた痛い女だったのです。

29歳でパートナーとの別れが訪れた時、人生の試練が始まりました。

お金が無い。

お金が無くなると、一気に心の余裕が消えました。
不眠になり、酒ばかり飲み、、、実家の親も病気で倒れ経済的にかなり苦しくなっていたので、頼れる家族がいませんでした。

当時、一人の時間が寂しくて寂しくてどうしようありませんでした。
かなり危うい精神状態だったのではないかと思います。
一人で食事するのが寂しいので、自分の食べる姿を鏡に映しながら食事をしたり(誰かと食べている気分になる)、毎晩きっちり午前3時に目が覚めてそのまま朝を迎えるのが何年も続いたり・・・。常に不安で胸が押しつぶされそうになっていました。

アルバイト先で正社員雇用されたので何とか生活は出来ていましたが、家賃と食費ですぐにお金が消える。かつかつの生活でした。

確かに心を痛めていましたが、どれもこれも自分で蒔いた種なのです。
もし当時の自分が目の前に現れたら、一発殴ってやりたい。そして、大丈夫だよと抱きしめてあげたい。

誰かに甘えてきた私の人生は、30代突入目前で自立すべき時期を迎えました。




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