見出し画像

琉球温泉 瀬長島ホテル(沖縄・豊見城)宿泊記*2020年9月

飛行機の離着陸を眺めながら温泉三昧!

GoToトラベルの東京除外が解除される直前の9月下旬、まともな価格で沖縄へ行ってきました。

画像1

今回宿泊した「琉球温泉 瀬長島ホテル」は、那覇空港のすぐそばにある小さな島、瀬長島の丘の上に建つホテルです。島といっても道でつながっているので、空港からバスやタクシーで10分ほどでアクセスできます。

[客室]空港を見渡すか、海を見渡すか選べます

このホテルは那覇空港の第一滑走路と第二滑走路の間に位置し、空港と第一滑走路が見える「エアポートビュー」と、海と第二滑走路が見える「オーシャンビュー」にそれぞれ客室があります。今回は、客室の露天温泉に浸りながら飛行機が見たかったのでエアポートビューの「瀬長コーナーデラックス和洋室」という部屋に泊まりました。

画像2

画像3

ツインベッドの洋室ですが、窓辺に4畳ほどの琉球畳の和室スペースがあり、こちらでテレビを見たり寝転がったりと、思いのままにリラックスできます。

画像4

クローゼットや洗面室などは機能的に配置されていました。

[温泉]沖縄では珍しい源泉掛け流しの温泉が!

画像5

バルコニーには一人で入るのにちょうどいい大きさの陶器風呂があり、「琉球温泉」が源泉掛け流しで楽しめます。

画像6

源泉温度が50度以上あるので、水を足すか、しばらくお湯を止めて冷ますかして入ります。ナトリウム–塩化物強塩泉のためとても塩っぱいお湯ですが、入るとすぐに体の芯から温まります。

こちらのホテルには「龍神の湯」という日帰り温泉施設が併設されていて、宿泊者は滞在中何度でも無料で入ることができます。泉質は客室の露天温泉と同じですが、「龍神の湯」には壺風呂や岩風呂、立ち湯などいろいろなお風呂があり、サウナではロウリュを楽しむこともできるので、何度も利用しました。ちなみに部屋で飲むお酒や水などは、こちらの受付にある売店で購入します。ホテル館内にはジュースやお茶の自動販売機はありますが、お酒の自動販売機はありません。

[施設]ホテルの周りにはおしゃれな商業施設も

画像7

瀬長島は離島の雰囲気がありますが、このホテルを取り囲むように丘の斜面に「瀬長島ウミカジテラス」という商業施設があり、食事に事欠くことはありません。前回ここへ来た時はまだコロナ前で外国人観光客で溢れかえっていて買い物もままならないほどでしたが、今回は気の毒なくらい閑散としていました。

画像8

でもあくまで客目線でいうと、ゆったりと食事をするには本当に快適で、広々としたテラス席で海や夕陽を眺めながら静かにのんびりと過ごせました。

画像9

猫ちゃんたちもウロウロしていてかわいいです。

画像10

夜には大階段を使ったプロジェクションマッピングも開催されます。

[朝食]沖縄食材をふんだんに使ったメニューが楽しめます

画像14

朝食はホテル内唯一のレストラン「オーシャンダイニング 風庭(かじなぁ)」でいただきます。通常はバイキング形式ですが、感染対策によりこの時はセットメニューが提供されていました。

画像11

このセットメニューがとにかく豪華でボリュームもあり、朝からお腹いっぱいになりました。

画像13

飛行機の離着陸を眺めながら温泉が楽しめるのがこちらのホテルの魅力ですが、那覇空港の第二滑走路が運用されるようになってからは、「エアポートビュー」のお部屋より「オーシャンビュー」のお部屋からのほうが第二滑走路に着陸する飛行機を間近に見られるかもしれません。

画像12

「エアポートビュー」は確かに那覇空港の夜景が美しく、エアポートのビューなので看板に偽りナシなのですが、風向きなどのせいか今回滞在した3日間とも、離陸の飛行機がすべて向こう側に行ってしまったため、“飛行機ビュー”を楽しむことができなかったのが、唯一の心残りとなりました。また、コロナ禍で飛行機が極端に減便していて、自衛隊の航空機の離着陸が多かったので、旅客機よりも爆音が凄かったです。(客室の窓ガラスは二重サッシで防音対策がきちんとされているので、窓を閉めれば音は気になりません)

画像15

那覇空港から近く、離島リゾートの気分も味わえ、沖縄では珍しい温泉まで楽しめる、素晴らしいホテルでした。沖縄旅行の最後にふらっと日帰り温泉に立ち寄るだけでもきっと楽しいと思います。沖縄旅の新しい楽しみ方がひとつ増えました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?