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今更だけど佐賀のらかんの湯を素晴らしさを伝えたい

今年がもう終わりそう。昨日M-1というお笑いの祭りが終わり、更にはW杯という世界的な祭りも大盛り上がりで幕を閉じた。残りの日数はもう出涸らしに等しい。

今年は何かしたかなあ。写真はいつもより撮った気がする。久々に旅行にも行った。ウェディング風フォトをセルフで撮ろうなんて名目でサウナ入りたくてわざわざ佐賀へ奥さん付き合わせて行った(最低)

一応それなりに撮りました


いやあ御船山楽園ホテルのらかんの湯、良いですよ〜。もう語り尽くされているとは思いますが、サウナ愛好家は一度訪れるべきです。自分が今年まだしていない事、それは忘れないうちにらかんの湯の素晴らしさを綴ることであると今閃いた。なので勢いでつらつら書いていきます。

ヒジョーにモダンなデザインである


まず身を清めて入ったのはほうじ茶でセルフロウリュが出来るモダンな作りのサ室。香り高いほうじ茶 でガンガンに蒸されます。正直これだけで来る価値がある。蒸された後に入る露天の水風呂は武雄の温泉を使っているらしい。これが個人的に過去一の水風呂であった。水温も肌触りも完璧である。あとは人それぞれの好みではあるが、バイブラでないからゆっくりと冷やせて僕は好き。水風呂を出た後に目に入った大きな岩の上に大の字に寝転がる。

時刻は19時過ぎ。このホテルは山の中に建てられているので周りは森に囲まれておりこの時間になると真っ暗だ。露天風呂の設計もほぼ灯りを使っていない。視覚の情報が減ると代わりに聴覚が冴えてくる。サウナが好きな方なら共感してくれると思うがサウナ中はなるべく余計な情報を入れたくないものである。その点で来る前に一つ懸念していたのは、サウナに力を入れているとはいえここは観光ホテル。時期は夏休み真っ只中であり、旅行客はかなり騒がしくしているだろうなあと考えていた。全く違った。ここはマジでサウナに入りに来ている客しかいないのである。友人同士で来ている客も見受けられるが、一切話をしていない。皆無駄なことは一切せずにひたすらストイックにサウナに集中している(なんかマジで狂ってるなと思った)しかしそれ故冴えた聴覚がキャッチするのは森の虫たちによる大合唱のみ。あ、圧倒的な自然、、、!!

こんなに無防備な精神と姿で自然に身を投じた事が未だかつてあっただろうか?それはとてもとても不思議な感覚でサウナで言う『ととのい』の先を見たような気がした。ハガレンで言う『全は一、一は全』とはこの事か。いや違うか?

少し身体が冷えてきた。他のサウナはどこかとフラフラしていると階段が。ここかなとフラフラとした足取りで登っていくと、なんと言う事でしょう。

裸体で入るのなんかソワソワする


とても立派な休憩室である。ここにはあったかいほうじ茶や甘味が用意されており、スッポンポンのまま羊羹や塩プリンを食べる事ができる。なんじゃそりゃ。このあったかーいほうじ茶もなかなかの名脇役で、休憩して冷えた身体にヒジョーに沁みるのである。なんか全てが完璧で泣けてきた。その他にも薪ストーブが男女で繋がったパワフルな薪サウナや斬新な設計の朝の時間に入れる女性側のサウナもあるが今回は割愛。


なんか香り付きの氷を石の上に乗せる


とにかく自分は夜の時間帯に入るほうじ茶サウナ→温泉水風呂→暗闇の中岩の上に大の字→虫たちの大合唱を聴きながら休憩→シメのほうじ茶という流れが最高すぎた。出来る事なら一晩中繰り返していたかった(らかんの湯は24時まで)朝の時間帯は男女の浴室が入れ替わるとはいえ、夜の時間帯に女性がこちら側の風呂に入れないことを不憫に思ってしまう。そのくらい圧倒的に夜の男子側の浴場が素晴らしい。なんかごめんなさい。


なんかすごいぞ!!


御船山楽園ホテルは広大な敷地や今は使われていない旧大浴場などを使ってチームラボとコラボしてデジタルアートとかやってるので、そちらも楽しめると思います。ロビーなんかもランプがぶわーっとすごくて割とはしゃいじゃいます。ちなみにオチとしては奥さんはサウナ苦手なんで1秒たりとも入らなかったらしい。付き合わせて佐賀まで連れてきて本当に申し訳なかった、、、

帰りに熊本の阿蘇山にも行ったよ



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