努力は必ず報われる、訳ではない?報われるために必要なこと
こんにちは、SACO(さこ)です。
「努力は必ず報われる」
どこかで耳にしたことある方が多いと思います。わたしは、元AKB高橋みなみさんが思い浮かびます。とても素敵な言葉なのですが、間違ってとらえると危険。
2度の挫折をとおして気づきました。
努力は報われると思っていた
わたしは小さい頃からディズニーが大好きでした。例えば、シンデレラ。
どんな辛い状況にあっても、信じてまっすぐに頑張っていれば、動物たちが寄り添ってくれる、フェアリーゴッドマザーが来て手を差し伸べてくれる。王子様が振り向いてくれる。
そんなディズニーの世界に浸っていたので、「必死に努力していれば、誰かが見てくれている。神様が素敵な未来を用意してくれる。」いつしかそう思い込んでいました。
報われなかった努力①
「大変なことを頑張り抜けば、その分幸せになれるのでは?」
そんな思考から中学校では、1番ハードと言われていたバスケ部へ入部。急な坂を駆け上がったり、シャトルランや腹筋・背筋・スクワット30回ずつ×3セット。辛くて練習中泣いたことも、いつの間にか倒れて保健室に運ばれたこともありました。週6〜7キツい練習をこなしていましたが、頑張っている自分が嫌いではなかった。自分頑張ってる!という自己満もあったのだと思います。
しかし、、、試合では大体スタメン落ち。レギュラーで活躍している同級生とは、差がひらいていく一方。元々は好きだったバスケも、だんだん苦行と感じるようになってしまいました。
報われなかった努力②
大学受験でも、1番大変な道をいこう!と東大を目指しました。分厚い参考書を抱え込んで深夜まで勉強。これだけ頑張っているんだから大丈夫だろう。
しかし、結局東大には受かりませんでした。
あれ?
気づいたこと
部活と受験で大きな挫折を味わって、ようやく気がつくことができました。
❶明確なゴール ❷たどり着くまでの戦略 ❸達成することへの情熱
これが揃った上で、努力しないと意味がない。
私の場合、それがないままにがむしゃらに「努力」していました。
バスケを誰よりも上手くなりたい!大会で優勝したい!と闘志を燃やしていたというよりは、バスケは好き。大変だけど、がむしゃらに頑張ろう、という心持ちでした。
東大を目指していたのも、学びたいことがある!将来の夢を叶えるために!といった強い理由があった訳ではありませんでした。一番難しいことに挑戦すること自体が目的となっていたのです。
今思うと、❶〜❸どれも不十分。ただ単に、「努力しているから、報われるはずだ」と非論理的な思考回路で、幸せがこっちに来るのを口を開けて待ってしまっていたのです。
こんなに頑張ってるのに、なんでうまくいかないの...と落ち込みそうになったとき
自分に問いかけてみてはどうでしょう。
・目指しているゴールの形ははっきりしている?
・達成までの道筋は見えている?
・それは本気で成し遂げたいこと?
もしかしたら、そこまで叶えたいことではないかもしれません。または、努力の方向が間違っているのかもしれません。
わたしは辛い道を耐えながらひたむきに突き進むのではなく、戦略を立てて効率的に行動することを覚えて、何事もやりやすく、そしてうまくいくことが多くなったように思います。
努力は必ずしも報われない。
報われる道筋を立ててから努力しよう。
経験もって学びました。
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