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ロゴデザインのつくり方を学ぼう

僕は仕事がらロゴをつくることが多い。といっても、僕がやるのはロゴをデザインすることではなく、ロゴにする前の、名前やコンセプトを考えて提案することだ。コンセプトができて、ネーミング案ができたらロゴデザインをお願いして、それと一緒にネーミングを決めることが多い。ロゴは求められるものが多いように思う。看板やスマホの中で目を引きつける強さであったり、小さい面積の中で美しく見せるデザインの技術であったり。僕にとっては難解で神秘的ですらあるロゴについて、そのつくり方をみかん先生に聞いた。

みかん先生は、名字が美柑(みかん)という。僕同様、少し変わった名字で、編集工学研究所というところで20年近く前に一緒に働いていたときから僕らがセットで名刺を出すとよく驚かれた。本名ですか?と。みかん先生はムサビの視デ出身で、杉浦康平をはじめとする工作舎出身のデザイナーを好んでいた。(実際、みかん先生が作製したポスターを杉浦康平に称賛されたときはすごく喜んでいた)エディトリアルデザインを得意としていたけど、最近はサインデザインを頼まれることも多いようだ。先生をつけるのは実際に大学の先生をやっているから。

みかん先生がいうには、そもそも、デザインには2つの意味がある。デザインは「意味や意図のある形」であること、そして「見えないものを見えるようにすること」だという。ブランドもそうだけど、定義は大切だと思う。デザインをかっこいい形と考えることと意味のある形と考えることはかなり違う。ロゴをデザインする場合は、必ず意味を求められる。サービス名やレストラン名を最終的に決めるのは社長や事業のトップであることが多く、社長は意味のないロゴを選びたがらない。

みかん先生はロゴの読み解きをしてくれるのだけど、これがわかりやすくておもしろい。アマゾンのロゴはよく目にするが、そこに笑顔やAからZまでなんでも揃うという意味というか形が含まれてると思わなかった。

ロゴのつくり方は、デザイナーの方だけでなく、事業側の方にも参考になると思います。まだPCでしか見れませんが、ぜひご覧ください。

みかん先生、ロゴのつくり方を教えてください!https://since2018.jp/story/131/

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