見出し画像

育児日記(9/4~9/10)

毎年、9月の初め育児日記をここに書くのが恒例となっており、今回で4年目を迎える(なんか色々と機能追加されたな…AIアシスタントとは…)。今から3年前、娘が誕生した時期に、すごい勢いでnoteを書いた。育休を取得し、目まぐるしく成長する新生児期間を克明に記録に残したいという、熱い想いがあった。いま、その想いが消えてなくなってしまった訳ではないけれど、文字でなくとも写真や動画で残せばいっかと落ち着いており、文章に拘る意志と体力が当時に比べてすっかり薄れてしまった。でも、やっぱりnoteへ戻ってくると、文章でしか残せないもの、表現できないものってあるよなぁ〜と思う。そんなことを思いながら、今回3歳になった娘の育児日記を書いていきたい。ちなみにぼくは30歳…(あぁ年取ったな。。。)

9月4日(月) 睡眠を犠牲にしてでも

真夜中の寝室で、隣で眠っていた娘が突然ノソっと体を起こし「パパ大好き〜」と言って抱きついてきた。娘を抱き寄せ一緒に眠る。幸せな瞬間だ。と、純粋に思うことができたら、どれだけ幸せだろうか。嗚呼、また起きてしまった…狭いなぁ…動けない…そんな考えも同時に頭に浮かぶ。

娘と同じ布団で寝ると、顔の上に足を乗っけられたり、自分の足元に娘の顔があったり、突然泣き出すわ、抱きついてくるわで落ち着いて寝れやしない。理想を言えば、フローティングタンクみたいな全ノイズが遮断された空間で毎日7時間は眠りたいところ。しかし、まぁそんなわけにはいかない。

少し前まで、娘 &妻とは別の部屋で寝るようにしていた。仕事が変わり(今年の春に転職しました)、生活に慣れるために最低限の睡眠を確保したかった、といえばもっともらしいが、実は生粋のママっ子として仕上がりつつある娘に「ママとふたりだけで寝たいの」「パパは違う部屋で寝て」と出禁をくらっていた。

出禁が解除されたのはここ最近のこと。いわゆる「パパイヤ期」が徐々に落ち着いて「パパと一緒に〇〇したい」と言ってもらえるくらいに関係が修復された。ここ最近は専ら「パパと一緒に寝たい」である。そう言ってくれるのは、とっても嬉しい。でも出来ることなら、朝までじっと、真っ直ぐ、途中で起きずに寝てくれないだろうか。。。欲を言えば7時頃まで寝てほしい!娘は6時頃に起床し活動を開始する。でも、親子3人、川の字になって寝られるのは本当に今だけ。多少睡眠を犠牲にしてでも、この時間は大切にしたいもの。

9月5日(火) トイレ頑張ったね

火曜と金曜の朝は、僕が娘を保育園へ送っていく。今朝、クラスに入ると、担任の先生から「昨日もトイレでおしっこできたんですよ〜」と娘の報告を受けた。3歳3ヶ月の娘は、3歳になったタイミングで、家ではオマルでおしっこができるようになっていた(失敗することもあったけど)。けれども、保育園では自分からトイレに行くとは言い出せず、オムツの中に出しては申し訳なさそうに先生に伝えていたという。

先週の金曜日の朝、保育園で娘を見送る際「トイレ行きたくなったら先生に言うんだよ」といつもより強めに念押ししたところ、本当に保育園でトイレをキメて帰ってきたのだ。さすがウチの子(親バカ炸裂)。そして昨日も、続けてトイレで出来たそう。先生も一緒に喜んでくれた。ブレイクスルーした娘は、おそらくこの調子で完全にオムツが外れるのだろう。そしたらもう、自分が娘のオムツを替えることは一生なくなるんだな〜とぼんやり考える。感慨深いものだ。もしかすると、娘の最後のオムツ替えは既にやり終えているのかもしれない。

9月6日(水) 遅い帰宅

朝早くに家を出て、夜遅くに帰宅。おかげで子供とのコミュニケーションがとれないという親御さんも世の中には沢山いるだろう。今日はまさにそれだった。今の職場は仕事の段取りはほとんど自分で決められるし、在宅かオフィス出社かも自分の判断。残業の有無も自分の裁量なので、帰ろうと思えば帰られるのだけど、やはり仕事が立て込んでしまうとどうしても労働時間は伸びてしまう。

帰宅すると妻から、娘がパパに会いたがって泣いていたと報告を受けた。「夜はお化けが出るからホテルで寝たほうがいいんじゃない?」「パパに電話してあげればよかった」と、たいそう心配してくれていたみたいだ。

9月7日(木) 意志を持つひとりの人間

6:30に起きると、キッチンで妻と娘が二人で蒸しパンを作っていた。
娘の朝は早い。6時あるいは6時半にいつも起きる。なかなか寝ないくせして、起きるのは早いのだ。「パパ、はいどうぞ」と作りたての蒸しパンを差し出され、寝起きの乾いた口に放り込んだ。

朝食を食べ終えた娘は、動画配信サービスで短編アニメーションやミュージックビデオとかを見るのが朝の日課だ。そのあと、お気に入りの人形やぬいぐるみを引き連れて、保育園ごっこ、お医者さんごっこをする。たまに、このごっこ遊びに参加させてもらうと、台詞回しや、手順が厳密に決まっており、そうではないと怒られる。

ひとしきり遊んだあと、保育園の準備でお着替えをする。ぼくは娘に、今日はこの服がいいんじゃない?と提案するが、それを選んで着てもらったことはほとんどない。99%断られる。娘はいつも決まった服を着たがる。保育園でも家でも、制服みたいに同じ服を着ている。可愛いなぁと思って買った服は、ほとんど着てもらえない。娘の意志、娘の選択を尊重しようと思いながらも、心の中では、いい加減この服着てよ、、、この組み合わせの方が絶対いいって!と思っている。ただ、娘からしても押し付けは迷惑だろう。異なる「好き」を認めることは大事だ。自制、自制。(でも、娘に似合うと思って買った服がほとんど着られないのは悲しいものだ)


9月8日(金) 気配りとか気遣いみたいな

今朝は娘を保育園に送って行く日だった。玄関を出る時「パパ忘れ物ない?」とこちらのことを気にかけてくれた。自分はびっくりするくらい出かける前の準備が苦手だ。出発前はいつも探しものをしたり、忘れ物を思い出して部屋と玄関を何往復もしている。そのことにいよいよ気が付きが始めた娘は、こちらの心配をしてくれるまで成長したらしい。

さらに、登園するときは、いつも途中で立ち止まり「歩くの疲れたから抱っこして」と言っていたのに、今日は自宅から保育園まで歩いて通うことができた。道中「今日は抱っこしないの?」と訊くと、「抱っこするとパパがしんどいでしょ?」と言われた。え、、、なにその気遣い。。。

9月9日(土) 習い事

今年の春から娘は習い事をはじめている。毎週土曜の午前に英語、午後はスイミング。興味を広げたり、人と関わるきっかけになって欲しいなと思い、無理のない範囲で出来るものを選んだ。英語もスイミングも、それぞれ家族3人で数ヶ所まわり、最もフィットしてそうな場所を選んだ。

今日は娘と二人で英語とスイミングをやってきた。どちらも親子でレッスンに参加するので、娘の成長を直に見ることができる。

今日はスイミングの時間に、初めて一人で泳げるようになった(腕の浮き輪ありで)。今までは手を繋いでいないと怖がっていたけど、自分で犬かきして前に進めるようになった。どんどん出来ることが増えていくなぁ。。。

9月10日(日) おはなし聞かせてよ

自分が幼い頃、消灯して布団に入ると、眠りに就くまでのあいだ、親が昔話をきかせくれた。一度父が、超絶面白い話をしてくれて、あまりに笑いすぎておしっこチビッた記憶もある。ちなみにその話は、中学高校で寮生活をした際、友人たちに聞かせてやって大爆笑だった。

で、うちの娘も眠りにつくまでのあいだ、昔ばなしをリクエストしてくる。もともと、桃太郎とかアリとキリギリスといった既存の昔ばなしをしていたのだが、いつ頃からか僕と妻の独創的な即興ストーリーを披露する時間になりつつある。これが結構面白いのだ。

今日は娘に「アメリカのお話を聞かせて」とリクエストされた(最近、映画と絵本で『オズの魔法使い』を見た影響だろう)。ぼくは、自分がよく知っている「カリフォルニア、ニューヨーク、テネシー、どこのお話がいい?」と訊いた。娘は「テネシー」というので、テネシーに住む女の子の物語をきかせた。

ちょうど7年前にテネシー州に留学していたので、その頃の記憶を辿りながらストーリーを作って話した。ほとんど、かつての僕の、とある一日の話。話しながら、とても懐かしい気分になった。



この記事が参加している募集

育児日記

読んでくださりありがとうございました。頂いたサポートは、一円も無駄にせず使わせていただきます。