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マイナンバーカードの電子証明書を更新してなかったため、e-TAX出来なかった件について【確定申告の期間は注意】

確定申告でe-TAX(電子申告)をする予定の方は注意。e-TAXをする際はマイナンバーカードの「電子証明書」が必要になります。

電子証明書は基本的にマイナンバーカードに搭載されています。この電子証明書はマイナポータルにログインするために必要な「利用者証明用電子証明書」と、e-TAXに必要な「署名用電子証明書」の2種類があります。

この電子証明書は有効期限が存在しており、期限が切れていた場合、e-TAXは利用できません。

成人の場合、発行日から5回目の誕生日か、
マイナンバーカードの有効期限が電子証明書の期限になる。
マイナンバーカード(電子証明書)の概要について

僕はこの電子証明書の期限が切れていたため、e-TAXができませんでした。無念。

この電子証明書の期限を更新するには、役所で更新手続きを行う必要があります。デジタル化が進んでも、この辺はセキュリティ云々の関係で足を運ぶ必要があるんです…

そもそも電子証明書とは何なのか?

電子証明書とは、信頼できる第三者(認証局)が間違いなく本人であることを電子的に証明するもので、書面取引における印鑑証明書に代わるものといえます。
電子証明書とはなんですか。

確定申告など、公的な手続きが本人ではなく別の人間が使ってしまわないようにするために必要なもの…ですかね。

すみません、僕も色々調べてみたのですが、思っていたより複雑で難しい。

ちなみに「認証局」とは、利用者が本物であるかどうかを認証する一つの仕組みですね。ここまで深掘りするとさらにややこしくなるため、要は『インターネット上の公的な手続きを行う場合に「第三者ではなく自分が手続きを行なっていますよ」と示すための証明』みたいに考えた方が分かりやすいかも?たぶん…

認証局について詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります。

e-TAXって、そこまでやった方がいいの?

可能ならやった方がいいです。

というのも…e-TAXならインターネット環境で手続きできるので、家の中でもどこでも"即"申告することが可能です。

また全てインターネット環境でできるので、確定申告書を印刷したり、ノリでペタペタ貼ったり、郵便に届けるから封筒や切手買うなど、費用と時間の節約にも繋がるのでオススメです。

あとは、通常の確定申告の期限より早めに提出することが可能です。確定申告の期限は2月15日~3月15日までですが、e-TAXの場合だと2月15日以前、早ければ1月中に確定申告の受付が行われてます。

そしてe-TAXで最も大きいメリットは、e-TAXで青色申告を行なった場合、『青色申告特別控除』が"65万円"になります。

e-TAXではない場合、青色申告特別控除は"55万円"の適用になりますが、e-TAXの場合だと適用額が"65万円"と、10万円も違います。

もし少しでも節税に繋げたい方はe-TAXを検討し、そして出来るだけ早めに電子証明書の期限を確認することをオススメします。

確定申告期日ギリギリになって「少しでも節税したいからe-TAXにしよう!」と思って確認したら電子証明書の期限が切れていて役所に行く必要があります笑 みたいな僕のような災難を繰り返さないように…

まとめ

ただでさえややこしい確定申告ですが、e-TAXはさらにややこしいです。もちろん慣れてしまえば簡単かもしれませんが、慣れるまで時間はかかるかも。

ただ確定申告なんて1年に一回しかないイベントなので、いちいちe-TAXのやり方なんて覚えてられないのも事実としてはあるかもです。

いずれにしても、確定申告を行う方はe-TAXを今現在は検討してなくても、念のため電子証明書の期限を確認して、もし切れていたら更新しておくことをオススメします。

確定申告の期日ギリギリで電子証明書を更新するのは手間ですし、尚且つストレスになっちゃいますから…

サポート頂けると嬉しいです!何卒!!