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メル友校長先生に会いに行った話。②

12年ぶりの再開


『関東の人は傘をささないよね』
と校長先生。
「いやいや雨は振りますよ」
と私。

『今日はね、いつもより冷えるし天候が悪いんだよ』
「私が雪が見たいって思っちゃったから神様が叶えてくれたのかも」

そんな会話をしながら
校長先生と相合い傘をしながら
駅近くのコメダ珈琲に向かった。

そこで二人の先生と合流する。


何年ぶりでも遠くからわかった。
私は嬉しくなって
ピョンピョンして手を降った。

「先生…!!!!」


一気に心があの頃に戻る。
24歳の女がぴょんぴょんしてるよ笑
と、心で俯瞰してる自分もいた。

特別なコメダ珈琲

コメダ珈琲のボックス席が
東京よりも狭く感じた。
きっと席の大きさは同じなのだろうけど
先生の存在感がとても大きく感じて
すごくパンパンに座ってるように思えた。

3年の時に担任だったSA先生
5・6年の時に隣のクラスの担任だったSU先生
校長先生
そして私


「なーんでも好きなもの食べてもいいんだよ」
と、SA先生。
メニューを説明してくれる。

コメダは東京にもあるんだけどなあ
と思いながら笑

そのエネルギッシュな声に懐かしさを感じて
全部知らないふりをしてしまった。


初心


先生と話す時間は濃密すぎて
あっという間に3時間も過ぎていた。

まだいたい。ずっとここに。
先生の中にいると
自由なのに守られている感覚がある。
そんなこと、なかなかない。

自由には危険や不安がつきものだし
守られているには窮屈さや制限はある。

先生達の中にいると
自由なのに安心する

それは確実に
あの空間の中に先生方の愛が溢れていたからだと思う。


大人になって話を聞くと
先生というのは本当に大変な仕事だ。
仕事にキリがない。

それでも先生方は
そのキリがない仕事を
本気で、望んでいた。

こどもたちのために

見返りを求めていない。本物の言葉。

この言葉が言えるのって
相当凄いことだと
大人になったからこそ、わかる。
無償の愛。


そしてなにより
先生達はユーモアさをもっていた。

そんなに忙しいスケジュールなのに
すぐ結果がついてくるわけではないのに
先生方の心にはいつも余裕とユーモアが溢れていた。

こどもまつり(文化祭のようなもの)の後には
先生方は全力でうちあげをするらしい。

そんな先生方をまとめている
校長先生の好きな言葉は

校長先生の好きな言葉

右手にロマン、左手にそろばん、心にジョーダン

 ◎右手にロマン

→新たな構想の段階では、常識の枠にとらわれず徹底的に自由に発想する。(右脳で考える)

◎左手にそろばん

 →ある段階で、今度は常識を働かせてアイデアを一気に絞り込んでいく。論理的に考え現実的な計画に練り上げる。

                                           (左脳で考える)

◎心にジョーダン

 →常に心にゆとりをもち、必要以上に思い悩まない。


ー続ー

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