メル友校長先生に会いに行った話。①
“上越妙高駅”に到着した。
あぁ懐かしいこの寒さ。
冷蔵庫の中にいるような寒さ。
「東京は暖かいでしょう」と新潟の人に言われるが、
東京は風が冷たい。頭痛がする風が吹く。
それにしても新幹線って凄い。
大量に情報がある東京から
あの遠く離れてると感じていた新潟県上越市に
2時間半でついてしまうなんて。
早すぎて、幻みたいだ。
私は初めて上越妙高駅に降りたから
(私がいるときは新幹線なんてなかった)
キョロキョロしながら改札へ向かう。
どこにいるのだろう。
「あい…華さん?ですか?」
ふと横をみたら
「わあ…!校長先生…!!」
『良かった。あい華さんだ』
会えた………!!!
そうこの日は
小学校の先生方に会う目的で
新潟に来た。
私の初心を作ってくれた人達に。
2022の1月。
私は心機一転したかった。
そして、誰かにその気持ちをシェアしたかった。
どうしよう。どこにしよう。
そしたら突然、小学校の校長先生が頭に浮かんできた。
校長先生にお手紙を書こう。
名前検索して、ヒットした。
教育大学の教授として名前が出てきた。
届くかわからない。それでも。
私は大学宛に手紙を書いた。
私は当時、小学生の時。
全校朝会の校長先生の言葉が心地よかった。
“好き”というところまでは分析できていなかったけど、
言葉が心地よかった。
それに、私が小学校の頃に自由ににやらせてもらったのは
確実に校長先生のおかげだった。
私が思う正義を形にしてくれた。
担任の先生の
「修学旅行は俺が行きたい所に行く」
という理不尽な言葉に腹が立って
(今思えば言葉の流れようなものだったのだろうけど)
生徒にアンケートをとって
校長先生に直談判しにいった。
校長先生はその内容を聞いて
「変わってるやつ」ではなく
「自ら考え行動できる人」という形にしてくれた。
そこからみんなでプレゼンをさせてもらい
修学旅行の場所が決まった。
案が通った。笑
そこから私は校長先生と
お話するようになった。(気がする?)
だから私にとって校長先生は
凄く濃い思い出の大人だった。
だから2022年心機一転を
校長先生に伝えたかった。
ー続ー
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