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2022年8月22日

一人の人物を軸にして日常のような非日常を紡ぐ短編のような長編は緊張感のあるミステリーというよりは興味をそそられるありそうでなさそうな不思議な出来事の物語で、登場人物それぞれの人間らしさに引き込まれつつも気軽に読めるななんて思っていたら続きが気になり続けていつの間にか読み終えていて、「俺は生まれてこの方、ダサかったことなんて一度もないんだよ」という台詞を心から言えるような人生を送れたらなと思う。
(チルドレン/伊坂幸太郎)

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