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2023年8月24日

決して派手ではない。
それでもしっかりと引き込ませる刑事それぞれのキャラクターと心理描写と謎解きと。
淡々と進んでいっているかのような印象の中でも深く入り込めて先が気になる。
余韻のある終わり方の中に登場人物の感情が見え隠れし、事件の謎が解決した後でもこれから解決されるべきものが残っているのだと気付く。
余談ではあるが漫画「ハコヅメ」も読んでいるところなので、色んな刑事(警察官)のうちの誰がどちらの登場人物だったか混乱することもありつつ。
(第三の時効 / 横山秀夫)

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