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2023年7月17日

家族とは、愛情とは、命の重みとは。
同著者の「こどもホスピスの奇跡」とはまるで真逆の内容。
罪を犯した者が悪であることは間違いないが、その悪はただそこだけに偶発的に生まれた訳ではないのではないか。
悪の芽の連鎖。
「自分なり」とか「○○なり」という言葉を耳や目にすることも多いが、それはある意味無責任な言葉であることも少なくはないのかもしれない。
周囲が気付いたり助けたりできることばかりではないだろう。
そしてこれを読んだ自分は「知る」ことしかできない無力感に苛まれているのも一つの事実である。
(「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち / 石井光太)

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