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2022年6月5日

フィクションのはずなのにノンフィクションなのかもしれないと思わされるのはきっと事実も含まれているからだろうしいや憶測ではなく確実に事実が織り交ぜられていてだからこそよりイメージし易いところが多くまたいつの間にかノンフィクションだと思い込みながら読んでしまうのはモチーフとなった楽曲があり更にその楽曲にはモチーフとなった人物がいるというリアリティもあるからでどこまでが作られた物語でどこまでがその逆なのかなんて無粋なことは置いておいて人間の素晴らしさやその人と人が繋いでいこうとする明日や未来の存在はこの世界を記したドキュメンタリーとして確実に現実にあり特別な一人の人間の特別な物語として終わらせるだけではいけないような気がしたりもしてそれでは自分はどうなのかという疑問も浮かぶけれど自分が繋ぐことができている何かも例え小さくとも必ずあるのだろうと身勝手に過信しつつも少し勇気づけられて背中を押されてモチーフとなった楽曲を初めて聴いたときに浮かんだ雄大な風景を求めて映画版も見てみたいと思った。
(風に立つライオン/さだまさし)

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