見出し画像

2022年12月20日

何一つ疑うこともなく純真無垢にそれらを信じていた訳ではないが衝撃はすごい。
捜査とは、警察とは、検査とは、検察とは、司法とは、正義とは、正義とは、正義とは何なのか。
間違いなく信用できるものなんて存在しないのかもしれないが、では万が一の時に我々を守ってくれるものは何なのか。
この本自体が筆者の「私が調べたところによると…」なので裏を返せばこの本の内容すらどこまで信用していいのか分からなくなるが、この取材量や熱量は何かを伝えたい、何かを変えたいと心の奥底から思っていないと難しいだろう。
所謂「偉い人」が間違う訳がないという思考も危険だし、間違いを認められない体制も危険。
だからと言って自分の日常の中で何をどう気を付けられるのか。
正直スッキリした後味ではないが知っているのと知らないのとでは大違いな気がする。
ごめんなさいが言えなくてどうするの。
(殺人犯はそこにいる/清水潔)


この記事が参加している募集

いつもありがとうございます。 弦を買ったりおいしいおやつを買ったりします。