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習慣化への道 ~やる気に頼らない成長戦略~

「よーし、やるぞ!」と昨日はものすごい決意をしたのに、
なぜか今日はそんなにやる気がでなくて、
でもやらなきゃ、やらなきゃ、と考えていたら
いつの間にか時間が過ぎていたことのあるあなたへ

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「やる気」がなくてもできる計画!

「やる気はあったのに・・・」とつぶやく少年。
昨日、あれほどあったやる気君はどこに行ったのでしょう?
もしかして、やる気があると思ったのは、勘違いだったのでしょうか?
本気じゃなかった私が悪いのでしょうか?
やっぱり、私はがんばれない、だめな子なのでしょうか?

いいえ、違います。
「やる気」君は、必ず逃げ出す子です。信じちゃだめです。

人間は生物です。生物は、生存本能があります。
生存本能は、今までと同じが大好きです。
これを「ホメオスタシス(恒常性)」といいます。
今までと違うことを始めると、ホメ君が全力で邪魔しに来ます。やる気君は、逃げ出す、というよりも、ホメ君に連れ去られるもの、なんです。
 そう、やる気君を当てにした計画はダメです。
やる気があるときに計画を立てると、下のようになります。
自信を失う、だめなパターンです。

ポル君

 
計画は、
「やる気のないときでもできる」ものにしましょう。
(原則1・スモールステップ)
その上で、自分を監視してもらいます。有言実行作戦。
(原則2・有言実行・人の目を利用)
そして、最後に強敵のホメ君(ホメオスタシス)を利用します。
続けているのが、当たり前になればいいのです。
4日続けたら、第1の壁を突破します。14日続けたら、脳は習慣として記憶します。
すると、15日目にさぼったとき、「やる気がないのに、やってしまう」自分がいます。
(原則3・習慣化 最強の成長法則)

ここからの、少し長い冬休み。
一つでいいので、自分の力を伸ばす新しい習慣を作ってみましょう!


習慣化への道(イージーモード)

□0・理想のカッコイイ姿を妄想する
 (脳内ゴール設定)
□1・とってもカンタンな数字目標にする
 (スモールステップ)
□2・「時間」と「場所」を決める 
 (ルーティン化)
□3・やることを「書いて」「貼る」
 (見える化)
□4・「やるから!」と宣言して回る
 (有言実行・ビッグマウス作戦)
□5・記録用紙を作る 
 (見える化)
□6・3日ごとに、自分にご褒美を出す
 (報酬設定)
□7・1人で実行しない。仲間を作る。
 (チーム力)
□8・「続いている!」と自慢する!
 (自己肯定感)

まず、このチェック⑧までたどり着くことが大切です。
「習慣化をひとつ作った!」という事実が大切。
 腕立て1回、片足だち10秒、でもいいんです。

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私は新しい行動が習慣化した! 

という事実が大切です。

試してみてください。

*スモールステップ記録カードのコツ

あなたがやりたいと思っている「やる気に満ちた目標」を「★」(最高!)
半分ぐらいの数を「◎」(スゴイ!)
さらに半分、ほんの少しを「〇」(合格)
ちょっとでもかすったら「△」(まあ、悪くないよ)
と設定し、記号で記録します。

たとえば、「スクワット朝と晩、各30回! 1日で60回!」とか考えちゃったあなた。もし、もしちょっとでも「目標が高いかも・・・」とか思っちゃったら今回は、無理せず、ハードル下げちゃいましょう。

スクワット10回したら〇です! いいじゃないですか、スクワットをちゃんとしてるんだから。
じゃあ、◎は? 朝か晩、どちらか30回できたら「◎」でいいでしょう。
すごいですよ、今まで何もしなかった人が30回もしちゃうなんてすごい!
もしも、もしもですよ? それを朝と晩、2回もやっちゃってみたら、「★」最高!マークでいいじゃないですか!
でも、人間です。うっかり忘れることも、やろうとしても大変なこともあるでしょう。記録用紙、カレンダーを前に落ち込む前に。その場で1回スクワット。それで「△」をつけちゃいましょう。
あなたは目標を忘れてはいなかった。ただ、十分な回数に取り組めなかっただけ。〇は上げられないけど、何もしなかった×とは違う。△をつけちゃいましょう。

0と1はちがいます。数学の世界や、電子工学の発展が証明しています。小さな1を積み重ねて、習慣化を獲得しましょう!

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