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映画「ソフィーの選択」〜メリル・ストリープは怪物

1982年

うまく練られたストーリー
そしてかなり重い

ホロコースト
運命に翻弄された男女男

この重くて暗い題材を
最後まで飽きずにみられるのは

まさにメリル・ストリープの演技による。

これを観る前に
「マーガレット・サッチャー」
観ていて
メリル・ストリープって強いな
と思っていたのに

この作品では
メンヘラで、男依存の女を演じきる。

そして
ポーランド訛りの英語

やっぱ怪物だわ。

誰かになりきって演じることに
全魂を注入する。

ただただ別の誰かになることに
命を燃やす。

だから、圧倒される魅了される。

・・・・
ネイサンが病んでいるのは
冒頭から明らか。

それでも3人の友情は固い。

友情?愛情?性欲?

メンヘラがモテるのは
人は、誰かを救いたいという
根源的欲求を持っているから?

罪悪感は
人間を地の底へ堕とすものですね。

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