「時間は存在しない」自分ってなんだろう
時間ってなんなんだろうって、ずっと思っていました。
上の絵のように、過去から未来へ流れるものだという共通認識があると思います。
しかし、
今この瞬間は点でしかない。
いろんな場所に点があるだけ。
その点在が時間?
この瞬間、私の点も、アメリカにいる誰かの点も
ヨーロッパにいる誰かの点も
同時に存在する。
上の絵のように書いてみると
宇宙の星そのものに見えます。
私の一瞬が星そのものなんじゃないかと
思います。
そして星たちがぐるぐると絶えず動き、回るように
この一瞬一瞬も動き、回り
宇宙空間をかき混ぜている。
規則的に動いているように見える宇宙は
ほんの一瞬の思いもよらない動きによって
大きく変わるかもしれない。
それがバタフライ効果であり
パラレルワールドが存在する理由。
物理学の本でありながら、
哲学的、文学的な要素を組み合わせて
いるのが面白いです。
現代はエビデンスエビデンス、、、と
科学的な論拠を求められる風潮にありますが
科学であれ、数学であれ、
文学であれ、哲学であれ、アートであれ
見えないものを見たい、知りたい、
その究極は
自分ってなんなんだというところに行き着くんだと思います。
エビデンスがあるところだけに真実があるわけではない。
エビデンスがないところにも真実があるかもしれない。
真実を追求するためのツールは
何であってもかまわないと思います。
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