見出し画像

未経験からHRへ・長期的な組織づくりを目指し日々挑戦

諏訪間 健|Ken Suwama / HR
2018年㈱サーキュレーション入社。2021年マザーズ上場まで従事。IT業界担当のプロシェアリングコンサルタントとして、数十社への経営改革プロジェクトを担当後、IS組織の立ち上げ期を経て2022年2月より現職。

※本インタビューは、2022年12月22日公開時点の内容です。


経営への関心が、キャリア観の軸に

― 最初にご経歴を教えてください

2018年に新卒3期生として人材系の会社に入社し、社会課題解決のための”プロシェアリング”を行っていました。約4年ほどフィールドセールスとインサイドセールスを経験し、22年2月にシンプルフォームにHRとして入社しました。

プロシェアリングとは、外部のプロのスキル・ノウハウを複数の企業でシェアし、経営課題を解決するという人材活用モデルになります。営業担当としてマーケや営業、採用や人事制度、経営企画等の幅広い経営課題を抱えた企業と、2万人以上の外部のプロ人材を繋げるプロジェクトを組成し、経営者の課題をダイレクトに解決をするという仕事はとてもやりがいがありました。

入社当時は100名ほどだった組織も退職時には220名ほどに拡大をし、2021年にはIPOも経験しました。会社の急成長フェーズを現場として経験し、社会人1年目から経営者やプロ人材の方と仕事ができたのはとても貴重で、私の財産になっています。

― 新卒からチャレンジングな仕事内容ですね。元々経営に興味があったのですか?

経営に興味を持ったきっかけは身近な人の影響と、インターン経験です。 母方の祖父が日本橋で着物の卸問屋を営んでおり、幼少期からなんとなく経営に対する興味がありました。さらに、学生時代に住んでいたシェアハウスの住人に起業家が多かったことがきっかけで、大学の休学時代に教育系のスタートアップでフルコミインターンをしました。

その会社の代表がとてもビジョナリーで、自身の原体験からビジネスを組成し、社会をより良くする為に仕事をする、という姿に憧れを抱きました。自分もビジネスを通して社会をより良くしたい。その為には経営を知ることが必須だな、と学生ながらに考えていました。

また、当時は海外によく旅に出ていたこともあり、外から見た日本の経済や、働く価値観に課題感を持っていた為、日本の企業の経営課題をより良くする仕事がしたいと思う中で、「世の中の働く価値観を変え、経営課題を解決する」というアプローチをしていた前職に新卒入社を決めました。

転職のきっかけとなった出会い

― やりがいも感じていた会社から転職したきっかけは何でしょうか?

転職を始めたきっかけは、自身もプロフェッショナルになるためにはどうすべきか葛藤したことと、会社のフェーズが変わったことが挙げられます。
プロの方々と仕事をする中で、自身も創る側の経験がしたい。間接者ではなく当事者として、事業を成長させたい。そんな想いが強くなりました。前職でそのレイヤーまで自身が到達できなかったことが原因ですが、当時は組織構造もかなり決まってきていたため、もう少しアーリーフェーズでの挑戦がしたいと考え転職活動を開始しました。

様々な経営者の方とお話する中で、元々知人であったインキュベイトファンドの方からの紹介でカジュアル飲み会に参加したのが、シンプルフォームとの最初の出会いでした。私の人生を大きく変えてくれた彼には一生分の恩があります。

― なぜシンプルフォームへの入社を決められたのですか?

転職活動時は金融業界についての知識が乏しかったこともあり、初めて受けた会社説明は正直理解が及ばないことだらけでした(笑) しかし、話を深く伺っていくことで金融業界の大きな課題を知り、その課題を解決できた先に見える社会へのインパクトを理解して興味を持ちました。確実に成長して世の中を変える会社だとも思いましたね。

その上で、入社を決めた理由の1つはCEO 田代の存在です。前職で多くの経営者と関わらせていただきましたが、田代ほど心の底から社会を変えるという夢を100%の熱量で語ってくれた経営者は記憶にありませんでした。また、金融のインフラを創るというとんでもなくデカいビジョンを語りつつ、姿勢はどこまでも謙虚な人間性を持っており、長期目線の組織設計が経営において最重要と言い切る田代の想いに深く共感し、描くビジョンを一緒に成し遂げる為の組織づくりをしたいと心から思いました。

2つ目は、全員がオリジナリティーを持って、ルールを創り変えていく会社だと感じたことです。課題解決する時、事例となる方法を探しそれをルールブックとして進めていくケースが多いと思います。しかしシンプルフォームは世の中の法人調査におけるルールブックを新しいものに創り変えようとしているチームです。金融やIT,コンサル等各業界から優秀なメンバーが集まり、課題の本質と向き合う中でより良い方法を見つけ出し解決していくことで、誰かの真似事ではない新たな価値を社会に生み出しますし、このチームであればそれが実現できると考えています。

田代が創ったミッションと、それを実現する優秀なチームに魅力を感じ、社会のインフラを創る会社の成長を担う一員になりたい。と思ったことから2022年2月にシンプルフォームに転職しました。

一緒に働きたいと思ったメンバーとの楽しい時間

未経験からHRへのチャレンジ

― 現在の業務を教えてください。

人事として組織開発と採用を行っています。

組織開発では組織内の環境やシナジーを見直し、現状の組織をより活性化させるために必要な課題発見、洗い出した課題の解決に向けて立案・実行します。今実際に取り組んでいる一例では、MVVの浸透施策や評価制度の開発・運用になります。

採用は全ポジションの中途採用フローを担当しています。日々ボードメンバーとすり合わせを行い、どうすれば優秀な方を採用できるか、候補者体験が向上するか等には、常に頭を悩ませつつも改善に努めています。
ちなみに転職活動は営業でしていましたが、田代と話す中で人事を任せていただくことになりました。

― 新卒時代は営業職でしたよね。なぜ未経験の人事にチャレンジしたのですか?

まずは転職活動中にキャリアコーチングを受ける機会があり、そこでコーチから、「実は諏訪間さんは営業より人事に向いているのでは?」という話がありました。

その後改めて自分がどんな人間なのかを見つめ直した時に、9人家族で育ち、サッカーを18年続け、シェアハウスに計7年住んできた自分の人生は、常に多くの人に囲まれ、コミュニケーションを取ってきたものであり、自分だからこそ気づける組織や個人の変化があり、営業キャリアよりも確かに向いているのでは?と感じ始めました。

また、前職の案件で人事関連のコンサルティングプロジェクトを任されることが多く、人事トップが変わったり、プロによって人事戦略の変更が行われたときに、組織が大きく改善する事例を多く経験しました。組織に影響を与える人事に興味を持ったのはこの経験も大きいです。

原体験としても、組織の成長における人材流失等のペインを感じたこともあり、長期的な組織開発・人材開発というテーマに強く興味を持っていました。多くの成長企業が陥る課題ですが、次は自分が解決をする当事者になりたい。と強く想っていますし、ここを乗り越えていくことが今の自分の原動力になっています。

正式に人事を選んだタイミングは、入社前に行った田代との面談の時です。 私のこれまでの経験やどういう志向性を持っているか、将来どうなりたいのかを田代がホワイトボードに書き出していきました。それを会社の組織マップと見比べて「志向性や目指す将来から、営業より人事の適性がありそうですが、諏訪間さん人事どうですか?」と言われました。私自身、薄々感じていたことをズバっと言われ鳥肌が立ちました。改めて人事に挑戦したい気持ちを持ちつつ、一方で未経験であることを不安材料として伝えたら「任せたいと思ったからいいんです」と即答していただきました。未経験職種にチャレンジできる機会をいただけて会社のメンバーには本当に感謝をしています。

社内勉強会の準備の様子
気軽に会社を知っていただくためのカジュアル飲み会にも力を入れてます

― シンプルフォームならではエピソードはありますか?

どのメンバーも言っているかと思いますが、良い意味でキラキラしていないのが” らしさ “だなと感じます。個人的な意見ですが、スタートアップ・ベンチャーと呼ばれる企業に所属すると、会社のイケイケドンドンの勢いから、キラキラしていることが正義となり、見た目と実態に乖離が広がり続けてしまうことがあると思います。短期的なイケイケ感はモメンタム向上にも寄与しますが、長期的には息切れを起こす事を歴史が証明していますよね。

一方、シンプルフォームではそれがないです。田代もメンバーも全員がありのままで、派手さもなければむしろ仕事は泥臭いことを率先して取りに行くスタンスのメンバーしかいません。その中にいると着飾る言葉や無理なキラキラは不必要ですし、謙虚でありつつ本音でのやり取りが出来る濃いコミュニケーションが行える会社です。

本音でぶつかり合うのがシンプルフォーム スタイル

― 休日はどのように過ごしていますか?

キャンプをしたり、美味い店開拓をしたりしています。アウトドア派なのと、良い時間をシェアすることが好きなので、基本的には友人と外に出てリフレッシュしています。

自然を全身で味わってリフレッシュ

― 最後に、今後挑戦したいことについて教えてください

まずは採用の強化とコミュニティづくりに力を入れたいです。業界関係なく、採用において右に出る者はいないくらいのプロを目指し邁進していきたいと思います。
長期的には今も取り組んでいる、制度だったり組織・文化だったりを経営視点、且つ急成長に耐えうるものであるかという視点でつくり上げていきたいです。組織=人なので、長期的な組織の活性化のためにひとりひとりが働きやすい環境を目指します。

― インタビューは以上です。諏訪間さん、ありがとうございました!

💡 諏訪間健のここだけ情報(本人提供)
大家族で育ち、一人暮らしは寂しいので7年ほどシェアハウスで暮らしました笑 学生時代に世界青年の船という事業に参加したことがきっかけで、世界に友達ができ、これまでに18カ国旅をしています!そしてお酒の中では特に日本酒が好きなので、一緒に日本酒を楽しんでくれる方、大大大歓迎です!


SimpleFormでは「全ての法人がフェアに繋がれる世界」を目指す仲間を募集しています

現在募集中の職種の確認、各職種へのエントリーは以下ページよりお願いいたします。

シンプルフォーム株式会社 の全ての求人一覧

誰でも参加可能な、SimpleFormを知っていただくためのイベントも随時開催しております。イベントへのご参加のご希望や、採用全般に関するご質問については、ぜひ以下よりお気軽にお寄せください。

SimpleForm採用お問い合わせフォーム

話だけでも聞いてみたい!という場合、カジュアル面談を設定いたします。お気軽に以下よりお申込みください。

SimpleFormカジュアル面談お申込みフォーム

ぜひ一緒に、ここでしか出来ないチャレンジをしていきませんか?

この記事が参加している募集