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英エコノミスト誌の記事まとめ (2020年5月)

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2020年5月の記事一覧

公共の場所でのマスク着用を義務化せよ(2020年5月30日)

The Economist最新号(2020年5月30日)のLeaders(看板記事)。いつもは真っ先に政治経済のトピックを皆さんに共有しているのですが、今回は趣向を変えて「マスク着用しよう!」という柔らかい記事をご紹介します。でもマスクの話題が世界的に有名な英エコノミスト誌のトップ記事になるなんて!?と驚いたのは、私が日本人だからですね。欧米では、マスクの着用は社会的な啓もうと義務化が必要な「新しい生活様式」に違いありません。 英語原文は、以下からどうぞ: 以下、マイバー

The Economist:表紙づくりのウラ話(2020年5月23日号)

The Economistの最新号(2020年5月23日号)の表紙。シュールなイラストですが、その裏には、新型コロナウイルスから気候変動へのテーマ変換をどうナチュラルに進めるか、の苦労がありました。The Economistの編集長が明かす「表紙づくりのウラ話」。こちらを「#エコノミストを読む」ブログに公開しましたので、ぜひご覧ください↓↓↓ こちらの最新号の記事(”A new opportunity to tackle climate change”)は、私のNote

各国は今こそ気候変動対策を進めよ:後編(2020年5月21日)

今こそ気候変動の問題に目を向けよ、と論じたThe Economist最新号の記事の後編です。パンデミックの今、世界中の人が身をもって苦境を体験しています。地球温暖化による気候変動も確実に、誰もが等しく大きな影響を受けることになる問題です。パンデミックとの闘いに新しい生活様式が必要なら、気候変動との闘いにも新たな取り組みが必要なはず。パンデミックがきっかけとなって得た気付きを、世界は行動に結び付けることができるのでしょうか? 英語原文は、以下からどうぞ(後編はCarbon p

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各国は今こそ気候変動対策を進めよ:前編(2020年5月21日)

「自粛期間」が終了しても、新型コロナウイルスとの闘いは長期戦になる、という意識は徐々に浸透しているようです。The Economistの最新号(2020年5月23日号)は、パンデミックよりさらに長期的な視点が必要な「気候変動」の問題を取り上げました。パンデミックと気候変動は、国境を超えた地球規模の取り組みが必要なことでも共通していますね。今日はこの記事の前半部分を共有します。 英語原文は、以下からどうぞ: 以下、マイバージョン和訳です: 各国は今こそ気候変動対策を進めよ

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コロナはグローバリゼーションを葬ったのか:後編(2020年5月16日)

The Economist(2020年5月16日号)のLeaders記事「Goodbye Globalisation(さらばグローバリゼーション)」の和訳(後編)です。いつも力強い意見の提示で締めくくられるLeaders記事が、今回は嘆き調で終わっているように思えて気になります。もう長いことグローバリゼーションの衰退を警告してきたのに、受け入れられないままこのパンデミックというノックアウトパンチをくらってしまった、とでも言いたげに。。。「だから世界のリーダーよ、今度こそ目を覚

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コロナはグローバリゼーションを葬ったのか:前編(2020年5月16日)

The Economist(2020年5月16日号)の表紙タイトルはずばり「Goodbye Globalisation(さらばグローバリゼーション)」。Leaders記事は、この十数年にわたって続いてきたグローバリゼーションの衰退が、新型コロナウィルスの感染拡大でさらに進むと考えているようです。ワン(金融危機)、ツー(米中貿易戦争)、そして3発目のボディブロー(パンデミック)を食らい、危うしグローバリゼーション!今日は前半部分を共有します。 英語原文は、以下からどうぞ:

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ディズニーの苦境

こんばんは。The Economistの5月9日号からもう一つ、気になった記事を共有します。日本でも、新型コロナウィルス感染拡大の最も早い時期から休園しているディズニーリゾート。ディズニーは一大複合メディア企業なのですが、近年拡大を続けていたテーマパーク・リゾート部門を突然襲ったパンデミックの影響はやはり甚大なようです。 英語原文は、以下からどうぞ: 以下、マイバージョン和訳です: ディズニーの苦境:パンデミックで裏目に出たパーク・リゾート部門の拡大戦略 2020年5月

アフターコロナのオフィス環境は変わるのか?

こんばんは。今週はもう1本、The Economistの面白い記事があったので共有します。先週はアフターコロナの出張がガマン大会になりそうだ、というパロディ風の記事がありましたが、こちらはそれよりもうちょい真面目(=現実的)に書かれています。でも茶目っ気あるくだりがいくつか隠されていますよ☆ 英語原文は、以下からどうぞ: 以下、マイバージョン和訳です: 近寄らないで:オフィスデザインは変わるのか? 2020年5月9日 オフィスワークとソーシャルディスタンスは本質的に両

The Economist:表紙づくりのウラ話(2020年5月9日号)

こんばんは。The Economistの最新号(2020年5月9日号)の表紙。Wall Street とMain Streetを分断する溝がドラマチックなだけ、じゃなかったです。よ~く、目を凝らしてみてください。地図に書き込まれているストリートの名前がなんと、ほぼ全部、パロディでした!Wall Street 側に並ぶのは、Pie-in-the-sky Lane、Fantasy Walk、Easy Street、Excess Profit Drive。。。対するMain S

金融市場と実体経済の乖離:後編(2020年5月7日)

こんばんは。昨日に続き、今週のLeaders記事の後編を共有します。The Economistは、現在の米国の株高を景気回復の兆しと楽観視するのは主に3つの理由で危険だと指摘しています。一つは感染拡大の第二波がやってくる可能性が高いこと。二つ目は歴史的な好景気が続いた後で巨額会計不正が発覚するかもしれないこと。そして最後が、巨額な財政支出に対する政治的な揺り戻しが予想されること。これらが市場をまた一気に冷え込ませることは十分にあり得ると考えているようです。  英語原文は、以

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金融市場と実体経済の乖離:前編(2020年5月7日)

今週(2020年5月9日号)のLeaders記事は、米国での金融市場と実体経済の乖離を指摘しています。米国では政府の財政出動のおかげもあって株式市場はわりと持ちこたえているけれど、それはごく限られた一部の大企業の株価好調に支えられての話であって、この先も今の市場ムードが続くとは限りませんよ、という警告のようです。今日は前半部分を共有します。 英語原文は、以下からどうぞ: 以下、マイバージョン和訳です: 金融市場vs.実体経済:市場と経済がかけ離れた現状は続かない 202

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The Economist:表紙づくりのウラ話(2020年5月2日号)

The Economistの最新号(2020年5月2日号)の表紙。え、破れてる?破ったのは私でなく、The Economistの編集部です。この表紙に落ち着くまでに、少なくとも以下のイラストが案として浮上しています。 結局どうして、破れた表紙になったの?というストーリーに興味のある方は、ぜひ私のブログ記事をご覧ください☆ The Economistは記事だけでなく、イラストデザインも一流だと思います!では皆さん、よい連休最終日をお過ごしください!

アフターコロナの出張はガマン大会に

日本では緊急事態宣言の延長が発表されたばかりですが、海外では外出規制の緩和の動きが広がっています。The Economistの最新号(2020年5月2日号)は「The 90% Economy(90%経済)」と題うって、今後しばらくの経済活動は以前と比べて単に「縮小」するだけでなく「大事なところが欠けた」いびつなものになるとみていますが、それをパロディ風に描いた小話が面白かったので共有します。出張族のビジネスパーソンにとってはホント、笑えない話かもです。。。 英語原文は、以下