見出し画像

「逆EC事業」について

世はEC全盛期で、個人プレイヤーもAmazon、BASE、STORES.jpからminne、メルカリなどで自分の商品を売る時代になりました。

そんな中、株式会社ウサギは今、「逆EC」というものの売り方を実行し始めています。

逆ECとは僕がたまたまイベントに登壇したときに冗談で口走った造語ですが、商品を敢えてインターネットで販売せず、お客様の所に自分で持って行って、商品の良さや使い方を対面でお話しして、一緒に遊んで、手渡しで販売させていただくことです。

今は、どんな卸や小売店に扱っていただいても、結果的にネットで手に入れられるようになるため、どこにも出さず、遠方でも郵送をせず、自分の手で持っていきます。

今、逆ECをしている商品が、以下のビジネスアイデア創出ゲーム「かけアイ」です。(逆ECで買ってみたい方は僕のTwitterなどから連絡先を調べてメールかお問い合わせフォームでご連絡ください。4000円+実費交通費です。)↓

なぜ、「逆EC」をするのか。どう考えてもネット販売で全国のお客さんにお届けできた方がいいのではないか、と思われるかもしれません。遠方の方には不親切ですし、そこはすごく申し訳ないとも思っています。

そもそもこの考えに至った理由は、ここ数年いろいろな商品をネットで売ってみて、その販売数に対して、買ってくれたお客様との出会いや、実際に喜んでくださっているところを見る機会が驚くほど少なかったことでした。

僕はもともと大手玩具メーカーに約10年勤めていて、その時は多くの場合、商品がシステムに沿って流通し、その中でユーザーとの接点を作ることがなかなかできなかったので、独立起業したときは、「使ってくれるお客さんと出会って一緒に遊びたい!」と強く思っていました。でも、実際はそれをやり切れていませんでした。大企業時代と同じことを規模を小さくしてやっているだけで、誰がどのくらい喜んでくれているか、あるいはがっかりしているか、わかりませんでした。

一方で、これまで約5年間、自分の会社を経営するという形で生活をしてきて感じたのは、長い人生においては、お金の利益よりも、友達が1人できることにとても大きな価値がある、ということでした。正直言うと、とても有難い仕事にチャレンジさせていただいたにも関わらず、その後のお付き合いが途絶えてしまったお客様もいます。それは、仕事をしたと言えるのか。仕事の本質とは、お客様とつながることなのではないだろうか?

そんなことを考えながらいろいろな仕事をしていくうちに、小さい会社がモノを売ることで得る利益は、お金よりもまず、人生の友達との出会いであることがはっきりと分かりました。それならインターネットで売るよりも、お客さんに会いに行って一緒に遊ぶための商品を作ろう、という形の「商売」に至ったわけです。

逆ECという言葉は冗談から出たものですが気に入っています。もうしばらく続けてみて、どんなことが起きたか、皆さんの前で報告できるタイミングを、また作れたらと思います。

人生は、友達がいれば、どこまでも歩いて行ける。
仕事とは、人生の友達を喜ばせるために働くこと。
そう思う今日この頃です。


※「かけアイ」を逆EC(対面)で買ってみたい方は以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。 ↓



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

遊びのつくり方6「リズム、語感、音楽、間を使おう」
69
株式会社ウサギ代表。おもちゃ・ゲーム系プロダクト/遊び系新規事業の開発。∞プチプチ、アンガーマネジメントゲーム、OQTA、気泡わり専用アラビックヤマトなど。全国で講演。近著に『企画のメモ技』(2018)Twitter→ https://twitter.com/simpeiidea

コメント2件

なるほど
むすこに「また会った時に買ってね」とおっしゃった理由がここに詳しく書いてあって嬉しかったです
ありがとうございます。またお会いできたら。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。