【宮古島帰省日記】Vol.10 | 義を見てせざるは勇なきなり。武士道精神の根幹に触れる。
武士道と云うは死ぬことと見つけたり。
生きる理由より死ぬ理由、引き際去り際の美を最も大切にした先人たちが好きだ。
義理人情と勇気を持ち合わせ、常に相手を憐む仁と礼、誠を尽くし、名誉と忠義に尽きる。
儚くも誉高い武士道精神に煌びやかな美しさはないのかもしれないけれど、確実に私の胸に高鳴る鼓動を感じてやまない。
そんな胸打つ脈たちに、この血が流れていることがとても誇らしく、同時に何に生き、何に死ねるかを問うてくる。
日本人はどの民族よりも繊細かつ感受性豊かだ。
でなければ他者