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【宮古島帰省日記】Vol.11 | 緊張しているそこのあなたに届け。私のダサい内側があなたに勇気を与えよう。

宮古島はまだ暑い。
吹く風がその暑さを撫でるように、ほんの少しの心地よさと鬱陶しさを運んでくれている。

私の心は夏模様、どこかで聞いたフレーズ。そんな気持ちだ。

物言いれぬ気持ちにいる今し方の自分。その気持ちを書き留めたくてnoteを開いた。

いわゆる今、人生の岐路に立つ自分へ、エールを送ろうという魂胆だ。

これから働く(であろう)出向先の責任者の面談前1時間。
ただただ書き殴るだけの時間が欲しくて、今このキーボードを叩きに叩いている、という状況。

たった30分で今後の未来が変わるやも知れぬ時間に、1年前彼女に告白するぶりの緊張を覚えた。

その緊張を飲み込むか楽しむか、そんな岐路に立たされた自分の精神状態をここに残す。きっと3ヶ月後には笑いながらこの文章を読んでいるだろう。

そして同じように今緊張する場面に立っているそこのあなたに、少しでも心和らぐ時間をお届けできれば、それで良いだろう。

そうやって名前も顔もわからない誰かを浮かべては、緊張がほぐれてくるのを感じる。不思議なもんだ。


基本的に、あまり緊張をしないたちの自分は、こういった大きな場面に出会しても「死にやしねーよ」でたいがいのことは乗り越えてきた。

結果は二の次、自分がその物事をどう捉えて乗り越えてきたかの方が自分にとって大きな意味を持つ。

結果を評価されるのは自分が死んだ後でいい。
死んだ後も語られるのは自分の結果ではなくその足跡なのだから、どう乗り越えたかの方が自分にとっては大事だったりする。

生きてりゃ丸儲け、笑っているなら大儲け。
それがウチナーンチュの血を引く自分のモットー。
一生取れない刺青を心臓に彫っている。


それで言えば今の状況は笑える状況ではある。
緊張している自分を鏡で見て大笑いできる。
恥ずかしいからそんなことはしないが。

自分の人生の大勝負の時はもうとっくに去年の10月28日に過ぎた。
強いていうならもう一個あって、それは数年後に控えるぷろぽーずってやつだ。

あえて平仮名で言ったのは聞いてくれるな、こう見えて可愛いって言われるのが嬉しかったりする。平仮名で言うことが全く可愛くはないが。みなまで言うな。

ただ、面談が終わった後、笑ってることくらいは想像できる。
やってしまったなーのイメージは特にない、ワクワクとドキドキ、何が自分をそうさせてるのかはわからないけど、死ななきゃOK、とりあえず死なない程度にドキドキしよう、と言った具合である。

自分の人柄に自信があるからなのかも知れない。
と言うよりも自信があるから人柄が輝くのかも。

だいたいこういう風に逆説的なことを考えれば大抵のことは前向きになれる。


と言いますか、まずは前提、何でそんなに緊張することがあるのよ、ってことをお伝えしておこう。

これから自分が受ける面接というのは某メガベンチャーの人事部長との面談。
周りの仲良い人には「ここに出向するかもなんだよね〜」くらいの話はしている。後先考えない性格は自分でもウケる。

そして、本日の面談は実は2回目。
1回目の面談でおおごけして、他部署で働くでもいいか、という面談ではないか、と推測している。

そんな自分にとって、今回の面談でコケると多分出向できず、また金ない個人事業主に逆戻り。

一応拾ってくれる仕事先はある(と思う)のだが、友人たちに「ここで働くかも〜」と肩で風を切って歩いてた分、目に見えない敵と戦っている感覚なのだ。

ほんとばか、馬鹿馬鹿。


でもそんな自分が好きでもある。

だいたいのことはこれで乗り越えられてきた。
ミスってもなんか自分は大丈夫。

あれ?あいつ言ってたことと違うことしてるぞ?ってなった友人は数知れないが、そんなことはどうでもいい。俺の人生だから。笑

ただそんなことを言っていても気苦労を与えてしまったことに関して申し訳ない気持ちもあり、勝手に自分の人生に巻き込んでいる感覚も無きにしも非ず。
そこまで応援してくれる友人や周囲の人には感謝しているし、そう言った人たちの期待に応えたい想いもある。だから俺は緊張しているのかもしれない。

ましてや、今回は久しぶりの大チャンス。
ここを逃していたら男じゃないだろうよと、自分を奮い立たせている部分もある。かっこつけずにいうと、血反吐吐いてでも、生えずり回ってでも今回の出向先での仕事は絶対掴んでやるぞ、の気持ち。


またここからは彼女への気持ち。

この1年間大変な気苦労をかけてきたなぁと内省。

本当に金なくて、仕事はしているのに金もらえなくて、頑張っているのはわかってるけどを何回思わせたかわからねぇ。

だけどこのどん底に1年間もついてきてくれたんだなぁを今更ながらしみじみと感じている。まじで感謝とビックラブ。

今回の面談や年内に決まることは、今後3〜4年を占う大事な時期でもあって、1秒1秒無駄にできないなという想い。

結婚するならこの歳だよねって話もこの前した。
今ってすごく大事な話だよねってこともこの前話した。
人間的にまだまだな自分たちだけど、今のこの時期が一番一緒に成長できるよねって話もした。

彼氏彼女の関係で当たり前に話さないことをたくさん話して、たくさんお互いの人生と向き合っている俺らの関係ってサイコー!って思うと同時に、お互いが大変なことだったり壁にぶち当たった時の苦しさも一緒に感じている。

それをこの1年間8:2の割合で俺の苦しさを一緒に背負ってくれている彼女に、申し訳ないよりも早く幸せにしてあげたいの気持ちが100勝つ。

本当こんな苦しい時やしんどい時にがんばれてるのは彼女のおかげ。まじで大好きありがとう。多分読んで泣いてるんだろうな。毎回読んでくれた後に報告くれる。カンワィ


とまぁ、何が伝えたいかって、緊張したり大一番で自分の力を発揮できない人は頑張る理由となり得ることを思い浮かべることが大事だと思います。

自分のためでも、両親のためでも、家族のためでも、恋人や友人のためでもなんでもいいから、思い浮かべては思いを馳せるだけでいい。
ここまできた足跡は確実に自分一人で進んできたわけじゃないと思うし、仮に1人で頑張ってきた人は盛大に自分に自信がついてると思うから緊張しないと思うし。

少しの不安と周囲の期待、そして周囲からそういった関心を寄せられる自分の魅力に溺れる時間が緊張や不安をかき消してくれると自分は思います。

失敗しても死にはしない。また周りで次頑張ろうね、期待してるよって支えてくれる人が明確になるだけです。それもそれで悪くない。


自信持って!とか無責任にそんなこと言うなら自信の持ち方から教えろよって思ってきたし、お前ならできるよ!って俺のことどんだけわかってそれ言うてんねんって思うような斜に構えに構えてきた自分だから言えることだけど、本当に周りで支えてくれる人たちに素直な気持ちとリスペクトを表現できるようになってからは他人のために頑張る感覚が芽生えてきたなと思う。

自分を大切にしていないからどうのこうのって学生団体時代にこっぴどく教育されてきたけど、どっちが先でも別に良くて、どっちか大切にできてない人はどっちも大切にできてないって話。

他人のためにどうこうとか、自分のためにどうこうとか、テメーで決めろよ、自分の人生他人に預けんなよって思うから、安易に人に相談しないんだろうなって自己分析。かっこいいな俺のマインド。笑

自分の人生に責任持った上で、他者へのリスペクトと感謝を表現するために結果出そうと奮起する。それが自分の生き方だなぁって人生の岐路に思ってますよと。


気づけばあと15分。1時間後に多分俺は笑ってる。どっちにしても。
面談の準備はあらかた済ませたし、直前までロープレするのもいいけど俺は自分の気持ち書き出す方がセットアップになるな。いい気づき。

自分とのセッション、自分との対話に真正面から向き合えるようになった自分誇らしい。いいね、いいマインドセット。

言い聞かせるって大事ね。でも本当にそう思ってるからあえて発信してるのかも。独り言もここまできたら病気だな。笑

てなことで、スーツバシッときて、決めてくる。
これで決めたらまじでかっけえな俺。笑


宮古島はまだ暑い。
その暑さが俺にはよく似合う。

ヤバイ、後10分!!

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