Keiji Arai

博士(比較文学)。慶應義塾大学卒業。同修士修了。新聞記者→台湾のカトリック輔仁大学修士…

Keiji Arai

博士(比較文学)。慶應義塾大学卒業。同修士修了。新聞記者→台湾のカトリック輔仁大学修士課程修了。同博士課程で博士号を取得。同大で日本史講義を担当した。高校時代ミシガンに留学。発達障害(ASD)。聖公会信徒。自己破産生活保護受給母子家庭で育ち父は犯罪者。教師と姉に虐待された。

最近の記事

映画PERFECT DAYSは究極の自己中サイコパス的モテ男の満足を描いた作品であって清貧などを描いていない。

この映画は宣伝ポスターが与える印象と実際の内容は全く違うものだ。それについて具体的に述べる。好き放題にめちゃくちゃ書くので、先に謝罪する。誠に申し訳ありません。 私が役所広司氏の出演している映画PERFECT DAYSを見たのは2か月くらい前のことで、もっと早くこれを書くこともできたが少し時間をおくことにした。理由の1つは作品について反芻する時間が必要だったことと、もう1つは上映中の映画にケチをつけるのは申し訳ないので、今も少しは上映館はあると思うが、だいたい終わったみたい

    • 【アメリカ大統領選挙】3月3日のスーパーチューズデーでは、サンダース氏が圧勝する

      共和党はトランプ氏でいくとして、トランプ氏をなんとか倒したい民主党の候補者選びのための予備選挙が熱い。だが、本当は熱くない。既に結果は大体見えている。サンダース氏が今後もあらゆる予備選挙で他候補を圧倒し、民主党の大統領選挙候補者としての地位を獲得するのはほぼ間違いないと私は見ている。以下にその理由を述べる。 まず第一に、圧倒的な知名度である。サンダース氏に匹敵する地名を有する候補者はいない。バイデン氏は確かに有名だが、インパクトが少なく、ぱっと見凡人であるため、現状ではやや

      • 安倍政権をそろそろ採点してみる【2020】

        稀に見る長期政権の安倍首相ではあるのだが、ほんのわずかかもしれないものの、やや、陰りが見え始めている。政権は一度沈み始めれば速く、人々は泥船から飛び降りることになる。果たして安倍政権は今、政権末期なのだろうか?また、世の中や社会のために終わるべき政権なのだろうか、続くべきだろうかというような感じのことを考えてみたいと思う。キーワードは経済、新型肺炎、憲法改正あたりだろうか。 まずは経済だが、これはもはや三角というかバツに近い。アベノミクスで日本には確かに復活の兆しが見えるか

        • 社民党はいつ失敗したのか

          ちょっと長く政治ウオッチをしている人にとっては、わりと当たり前の内容になるとはおもうのだけれど、今、社民党消滅が現実的な日程に入っているぽいので、一応、私も長く政治ウオッチをしてきた一人として、節目のためにもまとめておきたい。キーワードは、土井たか子、小沢一郎、村山富市、そして福島瑞穂だ。もしかすると辻元清美についても語るべきなのかも知れないのだが、私はかの御仁についてあまりよく知らない。語り得ないことについては沈黙せよとウィトゲンシュタインは書いた。従って、辻元清美について

        映画PERFECT DAYSは究極の自己中サイコパス的モテ男の満足を描いた作品であって清貧などを描いていない。

          河井案里議員はどうすればよかったのか

          昨年から、河井案里議員がウグイス嬢に多めの報酬を支払ったことが法律違反の疑惑を招いている。ウグイス嬢にちょっと多めに報酬を支払ったというだけで、議員辞職しろとか言われるのは、過酷すぎるようにも思えるので、そのあたりは気の毒だとも思う。他ではもっとうまくやっているのに、要するにやり方が下手だったということでしかない。自民党内のしがらみが見え隠れするので、河合夫妻を敢えて窮地に落とし込んでやろうという人々がいそうにも思えるし、こういったことは、そのあたりに黒幕がいそうな気もする。

          河井案里議員はどうすればよかったのか