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コロナで友人が亡くなってから、死をリアルに意識する様になった

同業者で同い年の友人が2021年の8月にコロナで亡くなった
殆ど過労死だと思われる コロナはとどめかな

もうすぐ3年経つ

同業と書くと恐れ多い、自分たち世代で一番最初に音楽で生計を立てる事に成功して物販やイベント等、他のビジネスもしていた彼は同い年とは思えない活躍ぶりだった

自分の様な名乗ってるだけだったクリエイターに、自分のスキルを換金していくやり方を厳しく教えてくれたり 今でも感謝が止まらない

伸びしろしかない友人のあまりにも唐突であっけない最後の瞬間に、時が止まった日の事を忘れない

2024 最期の1年 クリエイティヴを完全燃焼して燃え尽きる音楽活動中

地上波BGM作曲家 高校DTM講師 レコーディングエンジニア

札幌のクリエイター 証 と申します


彼の死を一瞬で理解できた

飲みこむ事は出来なかったけど、理解は出来た

明らかに過労だ 「2日徹夜しても納期が2日遅れてる」と言っていた
コーヒーやエナジードリンクでは足りないから、吸引するタイプのカフェインを吸っていたり 栄養が足りない時は点滴を打っていた

これだけ聞いても「死にそう」な感じはするよね

洗濯する暇が無いからコンビニで下着やシャツを買って、食事は防音設備の建物の近くのチェーンで済ませて
本当に「頑張り時」という感じがした

本当に亡くなってしまうとは思わなかった

尊敬の対象 憧れの生活

彼が札幌を居なくなる時に「定期的に連絡しようぜ」という話をして、上京してからも通話して近況報告し合ったりしていた
「東京は仕事が溢れていて楽しいわ」と言っていた

仕事の鬼かと言うとそうでも無くて、イカれた遊びに付き合ってくれたり
本当にイケてるクリエイターだった

音楽への熱量や技術 勝手に仕事取って来たり、正体不明のビジネスマンたちと商談してたり
楽器も弾けたり、仮歌の説明でいきなり綺麗なミックスボイスが出てきたり

当時の証にとっては「憧れの生活」をしている 素敵なクリエイターだった

同世代にそういう人が居るのが誇らしかったし、何より彼の存在そのものが「音楽で食っていける」事の証明だったので
近くに成功モデルが居る事で努力する気持ちが維持できた

たまに飲みに行こうと誘うと、彼はいつでも来てくれた
どんな時間でも高い店でも、汚くて安い店でも来る 粋な人だった

その、起きてる間ずっと音楽擦って
自分のタイミングで遊びに行ける彼がとっても格好良くて羨ましかった

次は俺の晩でしょ

急に背筋が凍った

彼ほど大規模なプロジェクトに参加してないけど、20代の時の彼と同じ位の水準の暮らしは出来る様になった

今まさに、音楽の仕事をしたり
自分のタイミングで出かける事が出来て
何も疑う事無く順調な暮らしだけど

俺は彼と同じで「仕事のやめ時をコントロールしてくれる人」が居ない

この間も、疲労しすぎて人生初の仕事を寝坊で飛ばしたら警察とレスキューを呼ばれた 寝て仕事飛ばすなんて生まれてから1回もしてなかったから

「いやぁ、、大袈裟だなぁ、、」と心の中で思ってたけど、本当に大袈裟じゃなかった 確かに全然状況的にありえる

「孤独死と隣り合わせの生活をしている」自覚を持たなきゃいけないなと強く感じてきた
要は少し身体に気を付けようと思い始めた

家が建ってもいい年ですが

同世代は出世や育児のフェイズに入ったので 経済的、または時間的な自由が無かったりして そういう人たちはたまに時間が空くと比較的ご自由な暮らしの証を誘ってくれる

決まって「羨ましい」と言われて こちらも「最高だよ」と煽り倒すノリでふざけてキャッキャしてる

彼らは過労死や孤独死のリスクは圧倒的に少ない

仮に風邪とかが重症化して本当にヤバい状況になっても最後の瞬間 に家族や子供の顔を思い出して 死の淵から復活するかもしれない

肺に水が溜まったり、気道が塞がりそうになった時に息子や娘の顔とか思い出したら「ここで死ぬ訳には、、!」とかなるんだろうか

自分は怪しいな その状況笑

普通の人の100倍はかなり心を強く持ってるつもりなんだけど
セルフサービスなので、どこまで通用するんだろうか笑

痛みにも相当強いと自負してるけど、そのせいで病院に行くと手遅れ一歩手前で医者に怒られたりするし笑

第2の人生への結論がそこそこ出てきました

今年「最期の1年」なんて大袈裟なタイトルの生活を始めて、音楽への気持ちを燃やしきって仕事を纏めたら 次のフェイズに進もうと思っていた

ずっと音楽と一緒にズブズブで最後まで生きても
「それはそれでいいかな」って気持ちも芽生えたし、今年1年終わってまだそういう気持ちが残っていたら音楽の延長戦でまた1年生きてみよう

特に発表する様な事でもないけど、恥ずかしげもなく言語化出来る所が自分の強みなので、音楽戦が終了した後になりたい職業3選 発表しちゃうぞ

スパイスカレー屋
彫師
家具職人

全部この年から1から勉強しようとしたら
鼻で笑われて職人さんに殴られそうなラインナップ
だけど
自分ならできるでしょう としか思わない

今年は音楽にフルフォーカスしてたけど
既にまたカレー作ったり 絵を描いたりし始めてる
考え始めたら 脱線したら 止まらないよね笑

※家具はなんとなく合わなかったからやらないと思う
 自分がイケてる家具を作ってるイメージが全然ピンとこない

まあ、次も全力疾走フルフォーカスでよろしく

やるしかないから 

「止めてくれる人が居ない」って状況は危険かもしれないけど、同時に無限の可能性を秘めている

だって俺がそうなりたいと思ったら、次の日と言わず
今この瞬間からそうなれるんだから

亡くなった友人の事を思うと、悲しいし

生きていたら、また良い時間を共有できたんだろうと思う

思い出すと急に涙が出てくる事もあるし
「いや、過労死で当たり前でしょ笑」と鼻で笑ってる事もある
だって働きすぎなんだもの笑

亡くなっても距離感は友達なので心の中で擦ってる

でも 俺の人生にとっては
「危険だよ笑」ってメッセージなんだろうな

今になって急に思い出したのとか ありがとう

気を付けながらやっていきます 出来る範囲で笑

俺たちそういうやり方しか出来んもんね、、、笑

遠慮なく「俺たち」と言える様に、俺も頑張るかな

酒ばっかり飲んでると思われてる証ですが
次の事に向けてしっかりと挑戦中です

だから偉いので 酒飲みます笑

無糖レモンかハイボール飲みたいのでnoteに投げ銭下さい

残り162日

また、キックの音から選び直そう

詞を書き溜めよう

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