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出せなかった思いは|つれづれなるエッセイ

今日YouTubeでおすすめで出てきた動画を何気なく見始めたら、
涙がぽろぽろ出始めて止まらなくなりました。

それがこの動画。

なんで聞き始めた時は悲しくも嬉しくもないのに
素敵なピアノの演奏を聴いていたら涙が出るんだろう?

そう不思議に思って、考えてみることにしました。


自分の中で何が起きてるのか体感を順番にいうと、

(集中)聞いてて心地いい。曲の世界感への没入感がある。

(一体感)音のハーモニーが身体(特に脳、胸、肚あたり)に響いてくる

(共鳴)自分の内なる感情と音が共鳴し出す

(増幅)内なる感情が共鳴により増幅して、感情がこみあげる

(身体から溢れる)感情があふれて、涙になる

なのかなと思います。


とにかく菊池亮太さんのピアノの音の響きが心地いい。

音の高低の広さ、厚み、響く音の広がり、スムースさ、
音に物語が織り込まれているさま、、、。
うまいとか下手とかじゃない、圧倒的世界感構築力というか。。

ピアノの詳しいことはよくわからないけど、
オーケストラの演奏をピアノ一台で表現するように
編曲しているらしく。
曲の世界感にどっぷり入りこめるのは
涙が出る一つの大事な要因
だと思う。

そういえば私、数年前まで本音を言えなくて、
頑張って伝える時は涙が出てしまう人でした。
(最近はそういう人を繊細さんというみたい。)
今は本音言うようにしてるけど、
まだまだ出せないことっていっぱいあるなと感じてますが。

だから普段本音を言うのにためらいがある人は
なにかのきっかけで身体と共鳴すると
言えなかった思いが溢れ出て
涙があふれることが多い
のではないでしょうか。

映画を見るときも
自分との一体感というか、
共通点を見出して
自分と重ねて映画を楽しむのが好きなんです。
これも自分の思いを出したいあらわれ
なのかもしれませんね。


ジブリ好き、もののけ姫好き、音楽好きの方は
ぜひぜひ動画聴いてみてくださいませ。




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