朝ごはん屋のおばちゃんとの会話が楽しい

 毎日家の近くの朝ごはん屋に通っている。伝統的な台湾あさごはんを提供している。流行っていて、ひっきりなしにお客さんが来るのに、老夫婦2人で回しているので、毎朝大忙しだ。 
 口数が少ないけど優しそうなクールなおじさん、人情の極みのような気さくで明るいおばちゃんがやっている。
 おばちゃんはいつも笑顔。最高に愛想が良い。台湾来ていろんな店に行ったが、ここより愛想が良い店に出会ったことがない。
 日本人で中国語を勉強しているといったら、すごく喜んでくれた。おばちゃんは、日本人は礼儀正しい、日本文化が好きだと言ってくれた。親から礼儀などを教えてもらったの?と聞かれたが、はて、教えてもらっただろうか?笑 
 そのおばちゃんと毎朝少しおしゃべりするのが私の楽しみである。そこは日本人のお客さんも多く、おばちゃんはカタコトの日本語を話せる。
 私が分からないというと、紙とペンを出して漢字を書いてくれる。それだけじゃなくて必死に手振り身振りを加えて伝えようとしてくれるので、なんだかいつも笑ってしまう。
 こないだは、みかんをくれた。笑 
 頭コンクリという言葉を知っているだろうか?
 台湾に来て、行ったことがない場所に行ったり、台湾人と交流してみたり、語学学校の授業が楽しかったり、楽しいことはいろいろある。でも一番楽しいのは現地の人と話して通じたとき、心が通じた時だ。この朝ごはんやさんとの些細な会話だ。簡単な中国語でさえ伝わるとやはり嬉しくなる。後から振り返っても、現地の人と通じ合えたことが一番の思い出になるのかもしれない。
 このような交流を大切にしたい。
 

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