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(3)連載0件!漫画アシスタント15年。30代ラストで漫画家目指す!?

はじめての方はこちらの記事から。**


2018年の目標。自分の漫画ブログ
従来であれば出版社に持ち込み

担当と打ち合わせ

絵コンテの修正 やり直し

編集長のGoサイン

読み切り掲載

連載となれば この段取りを再び、、
自分は?と言うと、賞は各出版社合わせて6回受賞。20代持ち込みを何十回と繰り返した 

しかし掲載は実に0件!


40歳間近の年齢と実力を見れば 雑誌 掲載は無い等しい。
※「深夜食堂」の安倍夜郎は41歳でデビュー。「ナニワ金融道」青木雄二は45歳でデビューしてる。


もし 可能性が有るならば 

「誰も書いた事の無い体験を漫画にする」話題性だ。自分の心臓手術体験漫画をブログにアップして「バズる!」
出版社を通さずにブログで漫画を発表する事はファミコン直撃世代中年の「バグった!」行動なのか?
否! 正規の道を通らずネットから発信する事はもはや裏技では無い。
話題が呼び水になり youtube ツイッター instagramから花を咲かせた人も多いのだ。
(足元の芽ぶかないで埋もれた種も山程ある事など 当時の自分は見て見ぬ振りなのだ、、)

また従来の方法 出版社を通して漫画家になった人達は強い。選別 選抜 環境変化の中 執筆している。それ故 根強いファンも多い。

専門学校時代の漫画仲間は2名。出版社からデビュー15年と20年と現在も活躍してる。 アシスタント先の先生2人は30年を超え、、2020年でも現役だ。

そんな人達と間近で接する沢山の漫画家達を見て「漫画家に俺もなる!」と思ってた。しかし魔法の実を食べる資格があるのは大作家だけだ。 
身の回りの沢山の人達がわずかな実である事
自分の置かれた身が 稀な境遇だった事
当時は気付いていない。

木も見ず森も見ず!

森と思っていた木々が実は森を飲み込む程の一本の巨木である事にようやく気付くのはまだ先の話だ、、

今回の教訓。

見つめる事は大事です。 
見つめる力が強い事は作家にとって個性的な作品を生む 原動力にもなります。
しかし世の中に対して 見つめる力が強すぎると 独善的な考えに偏ってしまいます。
シメノ君は漫画アシスタント15年  紙の上とモニターを見つめ続けてました。見つめる力は作家として芽吹く事は無く 漫画業界中心の頭ガッチガチの考え方に偏っていきましたとさ!

同じ「見る」でも時々 自分の世界 以外の事を「眺める」のも大切と思いますよ。自分の業界をフィルターに通さず眺める行為は目から鱗が落ちるってよ!

眺める事とは「開かれた空間の中に身を置く態度」(長田 弘著のなつかしい時間より)

四話よむ。





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