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茶の湯の本たち #4 なぜ、一流の人は「お茶」をたしなむのか? 日本文化の最高到達点

茶道初心者が茶道の本を紹介する記事です。
本記事では、茶道の初心者向けのおすすめ本を紹介します。
具体的には、基本的な道具や作法の解説が分かりやすい本や、歴史や背景が詳しく掲載されている本など、様々なジャンルの本を取り上げます。

お点前を習う前に色々な本を読んできました。その一つがこれです。
歴史や文化についても触れられており、茶道の深い魅力を感じることができます。茶道の世界に触れてみたい方は、ぜひこの本を手に取ってみてください。
以下、本文から抜粋。

道具を清めるという動作をすることによって、実は自分自身の心の中にある汚れも取り除き清浄なものにしようとしている

山﨑 武也. なぜ、一流の人は「お茶」をたしなむのか? 日本文化の最高到達点

お点前すると道具はキレイなのに清める不思議を感じます。

茶碗なども歪な形に大いなる興味を抱き執念を燃やす。歪な物を目の前にすると、さまざまに想像力が働き、心の中で完全を実現しようとする動きが出てくる。心が揺さぶられ、その奥底にある琴線が奏でられる。動きを求める向上心が、人生に対する積極的な意欲に刺激を与えるのである。不完全が怠け心を封じて勤勉を促す端緒となっている。

山﨑 武也. なぜ、一流の人は「お茶」をたしなむのか? 日本文化の最高到達点

茶道とは「至上の存在」に対する信仰である

山﨑 武也. なぜ、一流の人は「お茶」をたしなむのか? 日本文化の最高到達点

「茶道は趣味です」というのとはなんか違うなぁという感覚をうまく説明してくれた気がします。


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