茶の湯の本たち #93 心を整えルー ──ティーが教えてくれた人生で大切なこと
読み易さ ☆☆☆ (三点満点中)
期待通りのルー語が出てきます。ただし、各ページが簡潔にまとまっているので、かなり読みやすいです。サウザンド利休 (千利休)が出てきてジワジワ笑いました。
このシリーズについて
茶道初心者が茶道の本を紹介する記事です。ほぼ自分のメモがわりです。
本記事では、茶道の初心者向けのおすすめ本を紹介します。
本の中身と関係ないことがほとんどです。
今回の本はこちら
おすすめポイント
登場するルー語で茶の湯を知ることができます。ティー道(茶道)について色々語られています。茶道に興味がある方にはエッセンスがよくわかると思います。
トゥギャザー感 ・・ 主客一体ということが言えるかも
茶の湯の中では、正客と亭主の会話は定型的で、それが良いとも述べられています。確かに、悩まなくてもコミュニケーションが成立して、色々知ることができるので、お互いを知ることには効率的です。
読んで思ったこと
見開き2ページで完結しており、各項目の記述内容は多くないです。しかしながら、印象的であったのは生き方に関する章です。各ページの内容は、現代を生きる上でのヒントや指針が詰まっています。
「感覚に注意を向けると緊張がほぐれる」・・自分をメタ認知する能力の重要性
「開き直れる心が自分を成長させる」・・まさにその通り
「相手を見て態度を変えるとそのツケは自分に返ってくる」・・そういう人をみると確かに信用できないです
「主体的に決めることで人は成長できる」・・主体性がない人は周囲の所為(他責)にするので問題が解決しないです
「縁を大切にしてまずは挑戦してみる」・・どんなことにもキッカケが転がっていて、自分でそれを掴む気持ちがあるかが大事であると日々思います
現代の流行り言葉は、サステナビリティやウェルビーイングなどルーさんが登場しなくてもカタカナ語多めです。
ご覧いただきありがとうございました😃
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