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自閉症の子どもを育てるポイント!「諦めること」が大切!

わたしには5歳になる自閉症傾向のある発達障害グレーゾーンの息子がいます。月に2回ほど病院で専門家の方から療育を受けています。

今回は息子を療育病院に連れて行ったときのエピソードです。

ちょっとした発見がありました!わたしにとっては朗報でした 笑


自閉症息子のこだわりの大爆発!

その療育の1つとして、車を走らせるコースを作る時間がありました。

そのとき、息子のこだわりが大爆発しました。

「この橋の角度はこうじゃなきゃダメだ」と、彼は1ミリ単位で調節を始めました。
橋の角度を決めるのに相当な時間をかけていましたが、その様子を療育の先生とわたしでひたすら見守っていました。

わたしはまた、息子のこだわりが爆発したなとただ、ぼーっとみていました。

息子のこだわりは、こちらがいくら注意しても治らないので、諦めて本人の好きなようにさせています笑

注意してもムダだと諦めたのです。

療育の先生も橋の角度にこだわる息子に何を言うでもなく、見守っていました。

振り返りの時間にめちゃくちゃ褒められた!なぜ?

療育の最後に振り返りの時間があります。

そのときに先生の方から「⚪︎⚪︎くん(息子)は橋の角度にこだわっていましたね。」という会話になりました。

わたしは思わず「こだわりが強すぎて、なんだか、笑えてくるんですよねー!」と言いました。

すると担当者の方は

「お子さんの特性を見てニコニコしているお母さん、めったにいないですよ。素晴らしいですね。」と褒めてくれました。

はじめて褒められたので驚きました。

わたし自身、息子の「こだわり」を諦めた「ダメな親」だと思っていたので。

先生に詳しく聞くと

お子さんの特性を目の当たりにすると、戸惑ったり焦っているような表情や口調になる方がとても多いそう。
わたしのように笑っている人はレアだと…。

わたし、知らず知らずに褒められる育児をしていたのか!いいことを聞かせてもらったとさらにニンマリ。

諦めることって大事なことだと気付かされた

そんなわたしでも、過去は「なんだ、このナゾのこだわりは!」といつも息子にイライラしていました。

ときには大爆発して息子を泣かせてしまうことも…。

でも、今ではこのこだわりが息子の特徴なんだから仕方ないと諦めるようになりました。

いくらこちらが注意しても、まったく聞き入れないからもう好きにすればいいやん!と諦めたのです。諦めの境地にたどり着いたのです

エネルギーのムダだなと気がついたのです。

それがきっかけで、息子のナゾのこだわりに対してわりと許せるようになり、むしろおかしくて笑うことができるようになったのです。

決して息子をバカにしているわけではありません。

こだわりのポイントが独特で、こうきたか!と意表をつくので、とにかくおもしろいのです。

いつも新しい発見があります。息子の視点はおもしろい!

自閉症の育児、せっかくだから楽しんだほうが得だよね!


こだわりの強い自閉症の子どもを持っているお母さん方は、諦めることができない熱心な方が多いのかもしれません。

だから育児に疲れてしまう。メンタルもやられてしまう。

わたしもそうでした。毎日のように息子にキレていました。

熱心なのはとてもいいことですが、たまには手を抜いてみませんか?

わたしのように「諦めるか!」とタカをくくると、育児が少しおもしろく楽しくなって、育児疲れが軽減するかもしれませんよ。

独特な感性がおもしろいなと思えるようになるかもしれません。

せっかくちょっと特別な育児をしているんだから、楽しんだほうが得ですよね。

ぜひ、日常生活に「諦める」を取り入れてみるのはいかがでしょうか??

私のちょっとした意見ですが、参考になれば嬉しいです。

この記事の内容が少しでも気持ちが楽になるきっかけに

なればと思います♡


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