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【ES作成法】あなたの今までで一番の大変だったことはなんですか?また、それをどう乗り越えたか教えてください。【21卒向け】

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どうも東大フリーランサーSimanecoです。以前以下のような受けるエントリーシートの書き方を解説していきました。そこでこれからは具体的な設問とその答え方を解説していきたいと思います。

これからは実践編なので気を引き締めていきましょう!

はじめに

今回はあなたの今までで一番の大変だったことはなんですか?また、それをどう乗り越えたか教えてください。と言う設問になります。

以前も申し上げた通り文章の構成は

結論
本文
結び

となりますが、今回は問題解決型なので本文に相当する部分を、問題が起こった原因具体的な解決方法に分解して文章を書いていきます。

結論(課題)
原因
解決策
結び

結論

結論では1文目読者が知っておくべき事前知識を書くようにしましょう。2文目で設問に端的に答えるようにしてください。

具体例
私は御茶ノ水にあるスターバックスの店員として3年間働き、半年で顧客接点の30パーセント向上を達成しました。しかし最初のうちは私が考えた施策の意図を理解してもらえず、皆の協力がなかなか得られませんでした。

1文目で必要なことはインパクト前提知識の共有です。まずインパクトについて、実績や人と異なるなどアピールをすることで、読み手は読む価値のある文章だと感じるようになります。この効果のことをハロー効果などと言ったりしますが、私の文章もはじめの方はそのようなアピールを意識するようにしています。次に前提知識の共有ですが、これがないと読み手としては心の準備ができない状態で結論を聞くことになり唐突感が出てしまいます。コツとしては読者が全くあなたを知らない状態から、あなたが実際にやっているところをイメージできるように説明しましょう。

以下具体例では、数字を使いながらインパクトを出し御茶ノ水のスターバックス、とかなり具体的な固有名詞を使うことで簡単に自身が働いているイメージを読み手に伝えることができています。

具体例
私は御茶ノ水にあるスターバックスの店員として3年間働き、半年で顧客接点の30パーセント向上を達成しました。

2文目ではあなたの今までで一番の大変だったことはなんですか?と言う設問に答えます。友達とお話しをしていても、自分の疑問にはなるべくすぐに答えてくれた方が、モヤモヤしなくて良いコミュニケーションが取れますよね。文章でも全く同じです。あまり長くならないように1文でまとめましょう。

具体例
しかし最初のうちは私が考えた施策の意図を理解してもらえず、皆の協力がなかなか得られませんでした。

原因

ここまで、皆の協力が得られないという問題が起こっていました。そこでこの本質的な原因について1文で説明します。原因を特定する作業はかなり思考力を必要とするので大変だと思いますが、考えうる原因を書き出してその中で一番有力なものを選ぶようにしてください。

具体例
私は自分の意図がメンバーたちに正確に伝わっていないことが原因だと考えました。

解決策

設問の後半はそれ(大変だったこと)をどう乗り越えたか教えてくださいとありますので、困難を乗り越える方法、つまり困難の解決策を書いていきます。その際に3つの解決策を考えました。とすると説得力が増します。

余談ですがコンサルは3つのほにゃらが大好きです。実際に私がnoteのライティングやtwitterなどをしていて思うのですが、3つの〜と言うワードにすると大変検索数やいいねが増えます。やはり数からくる具体性と論理性が説得力を大幅に増大しているのでしょう。迷ったらこの3つの〜を必ず使うようにしましょう。

具体例
この問題を解決するために3つの事柄を言語化し、メモ帳に書き出すことにしました。1つ目はスターバックスで現在起こっている懸念点、2つ目はこれら懸念点を解決するための施策、3つ目はメンバーたちに効果的に説明するための手順です。

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結び**

ここは【通過率100%】 受かるエントリーシートの書き方【21卒向け】でも説明したように、結論をもう一度書きつつ感情に訴えかける話題を書くようにしましょう。特に今回はお題が大変だったことを乗り越えた方法なので、大変だったことを、これでもかというほど書くとGOODです。(文字数とバランスには気をつけてください)

具体例
最初のうちは皆の協力がなかなか得られずつらい思いをしました。みんなに理解されていない孤立感もありましたが、それ以上に店舗がこのままで良いのかという焦りもありました。そこで私は地道に1人ずつ説得を試み、最後には全員一丸となって目標を達成することができました。

最後に

それではここまでのESの具体例をまとめます。

ES例
私は御茶ノ水にあるスターバックスの店員として3年間働き、半年で顧客接点の30パーセント向上を達成しました。しかし最初のうちは私が考えた施策の意図を理解してもらえず、皆の協力がなかなか得られませんでした。私は自分の意図がメンバーたちに正確に伝わっていないことが原因だと考えました。この問題を解決するために3つの事柄を言語化し、メモ帳に書き出すことにしました。1つ目はスターバックスで現在起こっている懸念点、2つ目はこれら懸念点を解決するための施策、3つ目はメンバーたちに効果的に説明するための手順です。最初のうちは皆の協力がなかなか得られずつらい思いをしました。みんなに理解されていない孤立感もありましたが、それ以上に店舗がこのままで良いのかという焦りもありました。そこで私は地道に1人ずつ説得を試み、最後には全員一丸となって目標を達成することができました。(387字)

ESを書く際はいきなり全部書き始めるのではなく結論(課題)、原因、解決策、結び、それぞれ書き上げて最後に全部一緒にすると書きやすくなります。そしてまとめた後は何度か読んで変な文章は修正するようにしましょう。

ここまでエントリーシートの書き方についてお話をしました。いかがでしょうか。私のnoteでは就活やキャリア、仕事術に関するテーマで情報発信をしています。本記事がいいなと思った方はマガジンの登録をお願いします。

またココナラでESの添削も行なっているのでぜひご活用ください。

それではまた。


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