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年齢なんて関係ない!!スウェーデン人いくつになってもは恋愛全盛期!?

結婚生活も10年以上になると、恋愛ってどんな風に始まるのだったか。。。と、40歳を過ぎて新たな恋愛について想像すらできなくなっています。
 
結婚してるから、恋愛への感覚すら忘れていいのだろうか。
いや、それは残念なことですよね。
 
何故なら、我々の人生は100歳まであるかもしれなく、男性寿命は女性より短いので、パートナーがいない時間が私の人生にも大いに起こり得るからです。
 もしくは、来月何かあって独り身になるかもしれませんし。
人生において恋愛を過去のものとするのは間違えだと、多くのスウェーデン人高齢者を見ていて思いました。
 
 
 
来年80歳を迎える義父は妻を病気で13年前に亡くし、55歳以上が対象のマンションへ引っ越しました。
 
多くの人が、仕事をリタイアしており、数人はパートナーを失っていました。
昼間のお茶会から、お誕生日会、ノーベル賞を見ながらのパーティーなど、マンションにあるイベントルームでは、楽しいことが満載の日々。

何人か気が合い、グループでギリシャ旅行へ行ったりとする中、義父は5つ年上の女性とより親しくなりました。
 
さらに、義父のサマーハウスに二人で行くようになり、互いの孫のお誕生日会にも、パートナーとして行ききしあうようにも徐々になりました。
 
マンションでは別々の部屋に住んでいますが、義父が夕食を作って招待したり、彼女が焼き立てパンを持ってきたりと、もう8年くらいラブラブです。
 
 
そのような、シニアの恋愛はもちろん高齢者ケアホームの中でもあります。

エリック(仮名)は、60年連れ添った妻と夫婦部屋に入居しました。
しかし、4月に妻が突然他界し、とても落ち込んでいました。
その後、同じフロアーに住む男性とこれまで以上に仲良くなり、週末はワインを空けつつ、再び人生を楽しむような気持ちになってきました。
 
夏が終わる頃、我々看護師はエリックを別のフロアーで見かけることが増えました。
なぜだろうと、ケアワーカーにきくと何と「彼女」ができて会いに行っていると。
 
エリックの笑顔が以前のように増えました。
 
微笑みあってベランダでハグをする2人が見えたらこちらまで暖かい気持ちになりました。
 
パートナーが他界してから、次のパートナーができるまでなかなか早いね、 と同僚に話すと、「残された人生を楽しもう という 気持ちが素敵だわ、限りのある時間の中で また恋をできて本当にいいね」と言っていました。
 

スウェーデン人の6割は離婚すると言われています。
 
 私の年代の看護師の同僚はたいてい 1回もしくは2回の離婚経験をしています。
 
一度も離婚経験がないというのはちょっと物足りない人生なのかもしれません。これは私の勝手な推測ですが、、。
 
子どもがいても離婚しても、共同親権のため 子どもは1週間ずつ 母親、 父親の自宅に住むことが多いため、隔週で子どものいない自分の時間があります。
 
まさに、その時間が恋愛の始まる時。
多くの人がマッチングアプリでデート相手を探しているようです。
 
そして、デートの次の日は、職場のお茶の時間大いに盛り上がります。いくつになっても、恋愛を楽しめるのは、素敵なことかもしれません。
まさに、スウェーデン人の クオリティー オブ ライフ なのでしょう。

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