周りに感謝して力を借りる、そして困っていたら助けられる自分でいる。
1人で思い悩むのは、やはり時間のムダですね。年始から忙しくて、つい気持ちが追われてしまっていましたが、昨日友人に話を聞いてもらったらスッキリして、自分が本当は何に悩んでいたのかわかりました。
こんな時に聞いてくれる人がいるのは、幸せなことです。僕は以前は相談できる人がいませんでした。誰かに頼ることが苦手で、カッコ悪いと思っていたからです。だから人には心を開かないし、そのことに何の疑問も持ちませんでした。
でも、それは間違っていたんです。
1人でやらなければいけないという先入観。
どうしても1人で抱え込んでしまうと、いつまで続くのかわからない不安にとわられて、いつの間にか暗いトンネルに迷い込んで、抜けられなくなってしまう時があります。
マラソンに似ているのかもしれません、いつまでたってもゴールが見えずに、ゼェゼェ心折れそうになりながら、走り続ける。まだか、まだかと考えてるうちに「永遠に続く絶望感」を背中に背負い、暗いトンネルに迷いこんでしまう。
永遠に続くと感じることは残酷です。地獄と同じです。ずっとそこから抜けられないと思い込んでしまった時、果てしない絶望感にのまれて、自分を見失ってしまいます。
でも、よーく周りを見たらあるかもしれないんです、抜け道が。周りを見れなくなってしまうのが、この絶望感の正体だと思います。
こんな時は、1人でやろうとせずに誰かの力を借りられれば、すんなり抜け出すことができます。僕はなんでも1人だけの力でやらなければいけないという先入観がありました。もちろん1人でやらなくてはいけないこともありますが、力を借りた方がいい場合もあります。
1人でやれることなんてたかがしれています。できるところも違うし、得意な分野も違うからです。1人で全部できるという考えこそが傲慢だと気づいたんです。
周りに感謝して力を借りる、そして困っていたら助けられる自分でいる。
1人でやる!と肩に力を入れて踏ん張るより、周りの力を借りられる自分。
僕は、人間関係が苦手で、心を開こうとしませんでした。心を開いたところで傷つくだけだし、それだったら、篭っていたほうがマシだと思っていました。今考えるとだいぶ損をしていたと思います。
でも、そんな価値観を壊す出会いがあり、1人でしなきゃいけないという考えが壊れ始めました。
周りに感謝して力を借りる、そして困っていたら助けられる自分でいる。それでよくない?
言葉がスッと入ってきたのを覚えています。自分というのは、自分だけではできていません。他者との関わりの中での自分もいます。
綺麗事を言うつもりはないので、これは誰に対してもというわけではなく、自分と同じ方向を向いている人だけです。
そして、お互いが依存しない自立さを持っていないと成り立ちません。よっかかりきってしまうと重くなって動けなくなってしまうからです。
話を戻しますが、人間関係は避けて通れず、人生の悩みの3割を占めます。どんな人とどんな関係を築きたいか、そのためにはどんな自分でいたらいいのか、ちょっと立ち止まって考えてみるのもいいかもしれません。
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